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「ほぼ“おうち”!?」 保温カップホルダーから「音声認識」機能まで ダイハツ 新型軽「ムーヴキャンバス」の居心地の良さが極上すぎる

くるまのニュース 2022年8月31日 20時10分

2022年7月にフルモデルチェンジしたダイハツの新型「ムーヴキャンバス」は、若いユーザー層を強く意識した内装設計で、使い勝手や居心地のよさが特徴です。そんな新型の内装とその居心地についてチェックします。

■車内での快適な居心地に細心の配慮を施した新型「ムーヴキャンバス」

 ダイハツは2022年7月、軽ハイトワゴン「ムーヴキャンバス」をフルモデルチェンジしました。一般社団法人 全国軽自動車協会連合会(全軽自協)調べによる軽自動車販売ランキングでは、ムーヴシリーズ全体で7月度の2位にランクインするなど、好調な売れ行きを示しています。
 
 ダイハツでは開発に際し若いユーザーを強く意識し、内装の使い勝手にも配慮を加えたといいます。もはや「ほぼ“おうち”!?」というくらい居心地がよい新型ムーヴキャンバスのインテリアを解説します。

 初代ムーヴキャンバスは、かわいらしいデザインと、軽ハイトワゴンクラスでは珍しい後席スライドドア装備による機能性を両立させたことが支持を集め、2016年のデビュー以来38万台を超える販売実績をあげる安定した人気を維持してきました。

 2022年7月にフルモデルチェンジした新型では、その魅力をコンセプト継承。従来同様のかわいらしさをすっきりと表現し進化させた「ストライプス」に加え、落ち着いた大人向け仕様「セオリー」の2仕様に拡充しています。

 最新のプラットフォームをベースに車体を強化。燃費や操縦安定性、乗り心地などを向上させ、さらに高性能版ターボエンジン車も追加し、選択肢を広げました。

 ダイハツの開発者は新型ムーヴキャンバスの開発にあたりおこなったユーザーの調査で、初代のおもな購入者である女性ユーザーや、若いスマホネイティブ世代を強く意識したといいます。

 また室内設計では「コロナ禍を経て、ユーザーがテイクアウトのフードを車内で食べたりする機会も増えた」ことに着目したと話します。

 そのため新型ムーヴキャンバスでは、ちょっとした軽食やスイーツなら置けるよう、運転席・助手席前のインパネはフラットなトレイ状になっています。またドリンクを置くスペースに保温機能をプラスした「ホッとカップホルダー」や、運転席・助手席シートヒーターも装備し、室内の快適性を高めています。

 そのほかインパネアッパーボックスやインパネロアボックスなど収納も豊富に揃え、身の回りが散らかることを防ぎます。

 窓ガラスも日焼けの大敵である紫外線(UV)を約99%カットするガラスを全面に採用。このガラスは肌への刺激を与える赤外線(IR)も遮断するものです。

 またスマートフォンとの連携を強化したディスプレイオーディオも高機能です。

 Apple CarPlayのワイヤレス接続に対応するとともに、HDMIソケットを備え停車時なら動画視聴も可能としたほか、インパネのセンタートレイにはスマートフォンを置くだけでワイヤレス充電可能な「Qi」機能も備わります。

 さらに、高級車などから採用が広がる音声認識機能も搭載。エアコンやオーディオ操作、Bluetooth接続切り替えなどが音声指示でおこなえます。

 もちろんラジオやフルセグテレビの視聴、スマホアプリなども車内で利用できます。

 こうなるともはやクルマではなく、快適な居心地の「おうち」そのもの。コロナ禍の収束がまだまだ見えないなか、おうち時間ならぬ「車内時間」が充実するアイテムも揃っているのがうれしいところです。

 新型ムーヴキャンバスなら、旅先の景色の良い場所で車内にいたままゆったりすごす…そんな新しいドライブスタイルも楽しめるでしょう。

※ ※ ※

 初代ムーヴキャンバスで好評だった「置きラクボックス」も新型に継承されています。

 これは後席足元から引き出す大型トレイで、ショルダーバックやドライブ先で手に入れた買い物アイテムなどを、床下や後席上に転がすことなく置けるという便利アイテムです。

 アウトレットモールなどで重たい荷物を両手で抱えていても、後席のパワースライドドアの「ウェルカムオープン機能」を活用し、あらかじめ降車時にスイッチで予約すれば、乗車時に電子カードキーを持ちクルマに近付くだけで自動解錠と自動ドアオープンをしてくれるので、スマートに荷物を載せることができます。

 サッと乗ってサッとスタートすることができる、ユーザー思いの装備&機能といえます。

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