2023年3月10日、ホンダのタイ法人は、「WR-V」を同市場で発売しました。どのようなクルマなのでしょうか。
■ホンダ新型「WR-V」タイ市場でも発売
2023年3月10日、ホンダのタイ法人は、同市場でコンパクトSUVの「WR-V」を発売しました。
WR-Vは、3代目「フィット」（海外名：ジャズ）をベースにSUV化したモデルとして、2016年11月に登場しました。今回、タイ市場で発売となった、新型「WR-V」は、2022年11月2日に世界に先駆けてインドネシアで公開された2代目モデル。
ボディサイズは全長4060mm×全幅1780mm×全高1608mmと、国内で展開されている車種で言えばトヨタ「ヤリスクロス」程のコンパクトなSUVです。
タイではWR-V以外にも「CR-V（日本では終了した5代目モデル）」「HR-V（日本名：ヴェゼル）」、「BR-V（海外向け3列シートSUV）」といった3種類のSUVが展開されていますが、WR-Vはそれらと比較して最もコンパクトなモデルに当たります。
エクステリアは、力強い角張ったデザインになっており、小さいながらもサイズ感を感じさせないタフな印象。インテリアは、コンパクトなボディサイズを感じさせない広々とした設計で、黒基調に赤のアクセントが取り入れられたスポーティーな仕上がりです。
パワートレインには、最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッターDOHC i-VTECエンジンにCVTを組み合わせています。
タイでは、ベースグレードとなる「SV」と、パドルシフトやサイドカーテンエアバックなどを追加した上級グレード「RS」の2種類を展開。
価格は、SVが79万9000バーツ（約310万円）から、RSが86万9000バーツ（約337万円）からです。