バスケットボールの女子アジア・カップ（シドニー）を準優勝で終えた日本代表が3日、帰国した。羽田空港で取材に応じた恩塚監督は「目指すバスケの方向性や課題はしっかりつかむことができた。糧にして（来年2月の）五輪世界最終予選につなげ、パリ五輪に向かっていきたい」と言葉に力を込めた。
4強に入って五輪最終予選の出場権は得たが、決勝では昨年のワールドカップで準優勝した中国との競り合いで終盤に力尽き、71―73と屈して6連覇を逃した。主将の林（富士通）は「体の強さなど個人、個人が感じた課題をクリアにし、また集まったときにいいプレーができるようにしたい」と語った。