<ウクライナ軍が飛ばした偵察用ドローンが撮影した「謎の円盤状」飛行物体。兵士たちは「UFOだ」と驚きの声>
ウクライナ軍の偵察用ドローンに取り付けられたカメラから送られてくる映像をチェックしていた兵士たちが、奇妙なものを発見した。それは上空に浮かぶ円盤状の物体で、空中の同じ場所にとどまっているように見える。映像を見ながら兵士たちは「UFOではないか」と会話しており、その様子は動画に撮影されて公開された。
■【動画】ウクライナ軍ドローンが撮影した、上空に浮かぶ「謎の円盤」...新型兵器か、UFOか!? 「空中に静止している」
問題の動画は、ウクライナで続く戦争に関する最新情報を頻繁に投稿している@albafellaというユーザーが、X(旧ツイッター)上で共有したものだ。自称「軍事・政治ブロガー」の@albafellaは2月28日に動画を投稿し、「ウクライナ軍の兵士たちが、戦闘地域で未確認の円盤状の物体を撮影した」と説明した。
ウクライナでは戦争開始以来、ドローンが重要な役割を果たしてきた。ウクライナのミハイル・フェドロフ副首相兼デジタル改革担当相は、2022年2月にロシアによるウクライナへの本格的な軍事侵攻が始まった当初から、ウクライナのドローン計画を指揮してきた。
またウクライナ政府は「アーミー・オブ・ドローンズ(ドローン軍)」と称するドローン使用と技術革新を促進するプロジェクトを立ち上げ、ドローン調達のための資金調達キャンペーンを展開してきた。
「あれは絶対にUFOだ」「突っ込んでみるか?」
今回の動画を最初に独占入手したという英デイリー・メール紙によれば、動画はウクライナの第406砲兵旅団が、ウクライナ軍が保有する300機超の「熱探知カメラ搭載の」クワッドコプター(4つの回転翼のドローン)のうち1機を使用して撮影されたものだ。このドローンが海抜150メートル以上のところを飛行していた時に、兵士たちは前方に謎の物体を見つけた。
本誌はこの動画の信ぴょう性について独自に確認することができず、ウクライナ国防省にメールで問い合わせたが、現在までに返答はない。
動画の中で同旅団の一人が「なぜ向こうはこっちにミサイルを発射してこないんだろう」と尋ねると、別の兵士が「どういう意味だ?」と応じる。カメラがズームしても謎の物体はじっと動かず、一人の兵士が「なんてことだ。あれは何だ?どうして動いていないんだ?」と問いかけると、別の兵士が「あれは絶対にUFOだ。画面上でずっと同じところにとどまっている」と述べた。
別の兵士が「もっとズームして。ほら、じっとして動かないだろう?」と言い、「熱探知カメラには何も映っていないのか?」と尋ねると、ほかの兵士が「突っ込んでみるか?」と提案した。
ウクライナでは過去にも複数の「謎の物体」目撃情報が
2022年2月に始まったウクライナでの戦争では、これまでに幾つもの謎の目撃情報が浮上している。2023年1月にはロシア南部ロストフ州のバシリー・ゴルベフ知事がテレグラム上で、「球状の小さな物体」が上空およそ2400メートルのところを「風に乗って」飛んでいたと述べ、「これを排除する決定が下された」と説明した。
ゴルベフはさらに「皆さん、冷静に。あらゆる手段で安全の確保が行われている。空には対空防御網が張り巡らされている」とつけ加えたが、問題の物体が何だったのか、詳しくは述べなかった。
当時、地元メディアのPivyet Rostovは「球状のUFOが上空で撃墜された」と報じた。
2023年4月にはロシアのサンクトペテルブルク近郊にある原子力発電所の近くで未確認飛行物体が目撃され、ある軍関係者はロシアのニュースサイト「Lenta.ru」に対して、この目撃情報を受けて「特別警戒態勢」が敷かれたと述べた。
イザベル・ファン・ブリューゲン
ウクライナ軍の偵察用ドローンに取り付けられたカメラから送られてくる映像をチェックしていた兵士たちが、奇妙なものを発見した。それは上空に浮かぶ円盤状の物体で、空中の同じ場所にとどまっているように見える。映像を見ながら兵士たちは「UFOではないか」と会話しており、その様子は動画に撮影されて公開された。
■【動画】ウクライナ軍ドローンが撮影した、上空に浮かぶ「謎の円盤」...新型兵器か、UFOか!? 「空中に静止している」
問題の動画は、ウクライナで続く戦争に関する最新情報を頻繁に投稿している@albafellaというユーザーが、X(旧ツイッター)上で共有したものだ。自称「軍事・政治ブロガー」の@albafellaは2月28日に動画を投稿し、「ウクライナ軍の兵士たちが、戦闘地域で未確認の円盤状の物体を撮影した」と説明した。
ウクライナでは戦争開始以来、ドローンが重要な役割を果たしてきた。ウクライナのミハイル・フェドロフ副首相兼デジタル改革担当相は、2022年2月にロシアによるウクライナへの本格的な軍事侵攻が始まった当初から、ウクライナのドローン計画を指揮してきた。
またウクライナ政府は「アーミー・オブ・ドローンズ(ドローン軍)」と称するドローン使用と技術革新を促進するプロジェクトを立ち上げ、ドローン調達のための資金調達キャンペーンを展開してきた。
「あれは絶対にUFOだ」「突っ込んでみるか?」
今回の動画を最初に独占入手したという英デイリー・メール紙によれば、動画はウクライナの第406砲兵旅団が、ウクライナ軍が保有する300機超の「熱探知カメラ搭載の」クワッドコプター(4つの回転翼のドローン)のうち1機を使用して撮影されたものだ。このドローンが海抜150メートル以上のところを飛行していた時に、兵士たちは前方に謎の物体を見つけた。
本誌はこの動画の信ぴょう性について独自に確認することができず、ウクライナ国防省にメールで問い合わせたが、現在までに返答はない。
動画の中で同旅団の一人が「なぜ向こうはこっちにミサイルを発射してこないんだろう」と尋ねると、別の兵士が「どういう意味だ?」と応じる。カメラがズームしても謎の物体はじっと動かず、一人の兵士が「なんてことだ。あれは何だ?どうして動いていないんだ?」と問いかけると、別の兵士が「あれは絶対にUFOだ。画面上でずっと同じところにとどまっている」と述べた。
別の兵士が「もっとズームして。ほら、じっとして動かないだろう?」と言い、「熱探知カメラには何も映っていないのか?」と尋ねると、ほかの兵士が「突っ込んでみるか?」と提案した。
ウクライナでは過去にも複数の「謎の物体」目撃情報が
2022年2月に始まったウクライナでの戦争では、これまでに幾つもの謎の目撃情報が浮上している。2023年1月にはロシア南部ロストフ州のバシリー・ゴルベフ知事がテレグラム上で、「球状の小さな物体」が上空およそ2400メートルのところを「風に乗って」飛んでいたと述べ、「これを排除する決定が下された」と説明した。
ゴルベフはさらに「皆さん、冷静に。あらゆる手段で安全の確保が行われている。空には対空防御網が張り巡らされている」とつけ加えたが、問題の物体が何だったのか、詳しくは述べなかった。
当時、地元メディアのPivyet Rostovは「球状のUFOが上空で撃墜された」と報じた。
2023年4月にはロシアのサンクトペテルブルク近郊にある原子力発電所の近くで未確認飛行物体が目撃され、ある軍関係者はロシアのニュースサイト「Lenta.ru」に対して、この目撃情報を受けて「特別警戒態勢」が敷かれたと述べた。
イザベル・ファン・ブリューゲン