元新潟県知事で立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が8日、X(旧ツイッター)を更新。国民民主党の玉木雄一郎代表が提唱する所属議員への取材については、取材依頼をいただき党内決裁を経た上で対応するとの方針について言及した。
玉木代表は、鳩山由紀夫元首相の息子で今回比例で初当選した鳩山紀一郎氏が党の新人研修会を出席した際に、メディアが取材を強行した件について言及。「国民民主党は新人議員に限らず所属議員への取材については、取材依頼をいただき党内決裁を経た上でお受けしております」とした上で「今日も再三、党職員がお願いしたにもかかわらず撮影を強行され、こういう形の報道になってしまったことは残念です。どうか、ご理解、ご協力お願いします」と訴えた。
米山氏は一般ユーザーの「取材受けられないような新人を公認したらあかん」とつづられた投稿を引用。「因みに私は、取材からReHacqsからAbemaからTV出演迄、特段我が党にお伺いを立てた事も、制限された事も無いですね。リベラルを標榜する政党はそうでないと」と投げかけた。
玉木氏は立憲民主党の野田佳彦代表と党首会談をした際、「103万円の壁」見直しへの協力姿勢をめぐり「まず党内でしっかり意見の統一を」とXで投稿。米山氏は同投稿を引用し「立憲民主党内でこの件について何らの機関決定はされておりません」とした上で「論理的整合性が無い政策については、党内の議論があれば当然その旨申し上げます。立憲民主党は、そういう手続きを疎かにする政党ではないと信じておりますので」と記述。そして「それにしても、他党の意思決定過程に随分な言い様だと思います」と反発していた。