鳥取県と韓国・江原道が友好交流を始め30周年の節目を迎えるのを記念し、11月8日に倉吉市で記念行事が行われました。
倉吉市の鳥取県立美術館を訪れたのは、韓国・江原道の金鎮台知事などです。1994年11月に友好提携を締結して、今年で30周年を迎えるため、江原道の代表団92人が国際定期貨客船で、鳥取県を訪れました。
記念行事には、鳥取県の平井知事も出席し、式典の中では金鎮台知事が日本語であいさつを披露。
江原道 金鎮台 知事
「空の道、海の道、心の道が一番重要。これからさらに活発に交流をしていきたい」
次の30年に向け、お互いの結束をさらに強くしていくことを掲げ、両知事は共同宣言に署名しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「若い方々を中心にした交流というものにつなげていくことで、世代を超えて海の道、空の道、心の道がつながると確信している」
式典の後には、芸術交流イベントも開催。米子高校の生徒は、K-POPのダンスを披露。さらに、江原道の舞踊団が鮮やかな衣装で、美しい舞を見せました。平井知事も傘踊りのパフォーマンスを行い、会場を沸かせました。
江原道の代表団は、9日に鳥取市の鳥取砂丘などを視察するほか、米子市で日韓交流シンポジウムなども行い、日韓の交流を深めていくということです。
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