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《ズバリ言うわよ!》「細木数子」の激動人生ドラマをネットフリックスが極秘制作中、主演に抜擢されたのは“魔性の女優”

NEWSポストセブン 2024年9月4日 18時10分

 Netflixで7月25日から配信されているオリジナルドラマ『地面師たち』が空前の大ヒットを飛ばしている。同作は2017年に東京・五反田にある元旅館の土地を巡って積水ハウスが地面師グループに約55億円を騙し取られるという被害を受けた詐欺事件がモデルだ。豊川悦司(62)、綾野剛(42)、小池栄子(43)ら演じる地面師たちの巧妙な策略、地上波では表現が難しいベッドシーン、ドラッグ、銃殺を描く場面など、生々しい演技が話題を呼んでいる。

 9月19日からは、1980年代に女子プロレス旋風を起こしたダンプ松本の知られざる物語を描く『極悪女王』が配信予定。新たな作品に視聴者の期待が深まるなか、NEWSポストセブンは、Netflixが極秘で制作を進めているドラマ企画をキャッチした。

「Netflixではこれまで、『全裸監督』でAV監督・村西とおる氏の半生を山田孝之さんが演じ、『浅草キッド』ではビートたけしさんの下積み時代を柳楽優弥さんが熱演して話題となりました。時代のパイオニアをドラマ化してきたNetflixが今回、白羽の矢を立てたのが、占術家として一世風靡した細木数子さんだそうです」(テレビ局関係者)

 2021年に83歳でその生涯を終えた細木さん。2000年代にはテレビ番組で人生相談を行うと、忖度なしの歯に衣着せぬ発言で20%前後の高視聴率を記録した。全盛期にはゴールデン帯に『ズバリ言うわよ!』(TBS系)など、レギュラー番組2本を持ち、“視聴率女王”と呼ばれた。だが、その生涯は波乱に満ちたものだった。

「東京で生まれた細木さんの父親は暴力団関係者に幅広い人脈があり、闇社会を間近に見ながら幼少期を過ごした。彼女は17歳で水商売の世界に入り、銀座や赤坂でクラブを経営。1982年には独自で研究して編み出した『六星占術』という占い本を出版。その後、出版した本がベストセラーとなり、カリスマ占い師となった彼女を頼って、政界の大物も頻繁に詰めかけていたそうです」(スポーツ紙記者)

 その眼力や説得力から、“魔女”と呼ばれた細木さん役に内定しているのが、実力派女優の戸田恵梨香(36)だという。

「小学生からモデル活動を始めた戸田さんは、2000年にNHKの朝ドラマ『オードリー』に出演後、2004年に中学卒業とともに上京しました。木村拓哉さん主演のドラマ『エンジン』、『野ブタ。をプロデュース』や、映画『デスノート』など多くの話題作に出演し、女優として名を揚げました。2019年の朝ドラ『スカーレット』ではヒロインを務め、31歳で15歳の中学生役を演じるなどして驚かせました。当時、15歳らしい体の丸みを出すために、白米をたくさん食べて炭水化物を多く摂取したそうです」(テレビ局関係者)

 身を削って役作りに徹する戸田だったが、一方で彼女は“魔性の女優”と呼ばれるもうひとつの顔も持っていた。

「戸田さんは2020年にドラマ『花の鎖』(2013年、フジテレビ系)で初共演した、同じ年の松坂桃李さんと結婚しましたが、多くの作品でヒロイン役を演じている彼女は共演者キラーとして知られていました。

 過去には松山ケンイチ、村上信五(旧・関ジャニ∞)、綾野剛、勝地涼、加瀬亮、成田凌らとの熱愛が報じられました。関西育ちのノリのいい性格で、見た目とのギャップで共演者のハートが鷲掴みにされてしまうようです。錚々(そうそう)たる俳優が恋に落ちてしまうことから“魔性の女優”と呼ばれるようになりました」(芸能プロ関係者)

 戸田は2023年5月に第1子を出産。女優業はセーブしているが、昨年から新商品のイベントに登壇するなど、徐々に仕事を再開している。
 
「この数年、彼女は『合わない役に無理に挑むのではなく、自分が納得する、演じてみたいと思える役をやりたい』と周囲に話していて、細木さん役は役者として魅力的だったのかもしれません。本格的な撮影は来年だそうですが、ドラマには闇社会、夜の街のシーンなども予定されているそうで、実現すれば戸田さんの体当たり演技が話題になるでしょう」(同前)

 同ドラマについて、Netflixと戸田の所属事務所に問い合わせたが、期日までに回答はなかった。

 女優復帰作となれば、“魔女”を演じるその演技に注目が集まる。

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