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副操縦士はロボット!? DARPAがロボットアームによる飛行支援システムを開発中

sorae.jp 2016年10月24日 19時16分


 
飛行機の自動操縦システムが大きく発展した現代でも、パイロットに一定の負荷がかかります。そんな負荷を減らすべく、DARPA(国防高等研究計画局)はロボットアームによる飛行支援システム「ALIAS」のデモを公開しました。
 

 
Aircrew Labor In-Cockpit Automation Systemを略したALIASは、まるで副操縦士のように操縦席に追加導入できるシステムです。ALIASを導入した航空機は離陸から着陸、それに空中での緊急事態までのさまざまな支援を提供し、パイロットの負担を減らしてくれるのです。
 
小型機のDiamond DA-42により今年始めにテストを成功させているALIASは、現在は小型機のCessna Caravanにてその汎用性の広さをアピールするためにデモを行っています。また、ベル・エアクラフト社のヘリコプター「UH-1」への搭載にむけての開発も行われています。
 

 
動画を見ると、航空機の減速や加速、方向転換、さらにはスロットルへの接続や解除も自動で行っていることがわかります。またALIASのシステムは軍事だけでなく、民間での利用も想定されているのです。
 
航空機の基本的な飛行操作を肩代わりすることにより、パイロットに気象変動や飛行プランなどへと集中させることができるALIAS。既存の航空機にも手軽に導入できる点がなかなか興味深いですね。
 
Imgea Credit: DARPA
■Robotic ALIAS puts Cessna Caravan through basic maneuvers
http://newatlas.com/robot-alias-darpa-cessna-caravan/45973/?utm_source=rss&utm_medium=rss

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