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AT&T、プエルトリコの災害地域に通信ドローン「Flying COW」派遣

sorae.jp 2017年11月27日 17時36分


 
2017年9月に超大型ハリケーン「マリア」が襲ったことで、いまだ生活インフラが復旧していないプエルトリコ。そのプエルトリコに携帯通信網を提供するため、米通信会社AT&Tのドローン「Flying COW」が派遣されました。
 
小型ヘリコプターのような形状をしたFlying COWは、災害地域においてデータ通信や音声通話、テキストメッセージなどの通信サービスの提供が可能です。通信可能な範囲は最大40平方マイル。また200フィート上空を飛行することで、仮設基地局よりもより広範囲でサービスが提供できるとしています。
 
このように災害地域において、LTEの通信機能を搭載したドローンが展開されたことは初めてだと、AT&Tは伝えています。またAT&Tはドローンの派遣と同時に、現地の通信網の復旧に尽力。すでに多くが復旧されていると伝えています。
 
Image Credit: AT&T
■AT&T Deploys `Flying COW’ Drone for Cell Service in Puerto Rico
https://www.bloomberg.com/news/articles/2017-11-17/at-t-deploys-flying-cow-drone-for-cell-service-in-puerto-rico
(文/塚本直樹)

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