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JAXA、観測ロケット「S-310-45号機」の打ち上げを1月9日に再設定

sorae.jp 2020年1月7日 17時0分

JAXAは2020年1月8日に予定していた、観測ロケット「S-310-45号機」の打ち上げ実験を1月9日に再設定したことを発表しました。

プレスリリースによると、打ち上げ延期の理由は予定していた8日は気象条件が打ち上げに適さないためと報じています。S-310-45号機の打ち上げは内之浦宇宙空間観測所から実施され、時間帯は日本時間1月9日の17時〜17時30分を予定していますが、天候やその他の理由による再延期の場合は、1月31日迄の予備日内に再設定されます。

S-310は高度約150kmに到達する単段式の小型ロケットで、機体にスピンを与えて安定させる設計が取り入れられています。機体の直径は310mmです。S-310は1975年1月以来、内之浦から35機、ノルウェーから3機、南極から7機を打ち上げています。

今回の打ち上げ実験は、高精度ペイロード部姿勢制御技術(慣性プラットフォーム)とロケットから離れた位置のその場観測技術(小型プローブバス技術)の実証を目的としています。

 

Source: JAXA

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