◇ア・リーグ オリオールズ5-2レイズ(2024年6月10日 セントピーターズバーグ)
オリオールズのガナー・ヘンダーソン内野手(22)が10日(日本時間11日)、敵地でのレイズ戦に「1番・遊撃」で先発出場。初回に21号となる先頭打者アーチを放った。
ヘンダーソンは初回、先頭打者で打席に入ると、相手先発・ペピオの初球、真ん中付近の95・6マイル(約153・9キロ)の直球をフルスイングすると、打球はバックスクリーンに仕込まれ、先頭打者アーチで幸先良く先制点を奪った。
試合はヘンダーソンの先頭打者アーチで先制したオリオールズが2-2の5回にオハーンの適時二塁打で2点を勝ち越し、レイズに勝利した。
21号はア・リーグ単独2位で、トップのヤンキース・ジャッジに3本差となった。ジャッジはこの日のロイヤルズ戦はベンチスタートとなっている。
22歳の新星ヘンダーソンは昨季、オ軍で150試合に出場し、打率・255、28本塁打、82打点でア・リーグ新人王を獲得。打撃のベストナインである「シルバースラッガー賞」にもユーティリティー部門で選出されるなど、チームの9年ぶりのア・リーグ東地区優勝に貢献した。
オリオールズはア・リーグ東地区で2位に付け、首位ヤンキースを猛追中。ジャッジにとってヘンダーソンは個人としてもチームとしても強力なライバルとなりそうだ。