◇ナ・リーグ ドジャース-ロッキーズ(2024年6月18日 デンバー)
ドジャースの大谷翔平投手(29)が18日(日本時間19日)、敵地でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席で20号を放ち、日本選手初の4年連続20本塁打を達成した。
6回の第3打席、先頭で打席に入ると、相手先発・ゴンバーのスライダーを捉え、バックスクリーンへ文句なしの一発。飛距離476フィート(約145・1メートル)は、ヤンキース・ジャッジ、エンゼルス・トラウトがマークした473フィートを上回り、今季メジャー最長弾となった。大き過ぎるアーチに適地スタンドも歓声を上げ、興奮した。
初回の第1打席は二ゴロ、3回1死三塁の第2打席は一ゴロで三塁走者・テーラーを生還させ、打点をマークした。
本塁打は1試合2発を放った16日(同17日)のロイヤルズ戦以来、2試合ぶり。「1番打者」としてはドジャース移籍後、初アーチとなった。20号はブレーブス・オズナに並びナ・リーグトップに再浮上。20本塁打は4年連続、5度目。
前日17日(同18日)のロッキーズ戦は3安打1打点1盗塁と打って走って大暴れ。左手骨折で離脱したベッツに代わり1番に入り、リードオフマンとして打線を引っ張った。
敵地クアーズ・フィールドは標高約1600メートルの高地にあり、空気抵抗が少なく、ボールが他球場より飛ぶため“打者天国”として知られている。