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[SS★ストーリー] T-ARA脱退から女優宣言まで ...ファヨンの“紆余曲折の3年”

THE FACT JAPAN 2013年12月16日 14時49分




[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] ガールグループT-ARA出身のファヨン(20、実名:リュ・ファヨウン)が歌手でなく俳優として帰ってきた。昨年、T-ARAのいじめ論難の中心にいた彼女は、演技者イ・ジョンソク、オ・ヨンソなどと同じ事務所で女優として新しい出発を誓った。

2010年のデビューから現在まで、ファヨンは3年という短い芸能界生活で上り下りのジェットコースターの人生を送った。2010年7月、ファヨンはT-ARAのウンジョン、ヒョミン、ジヨン、ボラム、キュリ、ソヨンに続き、7番目のメンバーとしてT-ARAに合流した。当時T-ARAの所属事務所<コアコンテンツメディア>側は、「既存の6人組にメンバーを補強してチーム体制を強化する」とファヨンの合流を喜んだ。5人組でデビューしたT-ARAは7人組に変身して、同年の12月に『Why Are You Being Like This』、『yayaya』を発表した。2011年6月には『ROLY POLY』で大きな人気を獲得。2012年6月には、アルムまで合流して8人組にアップグレードされた。



ファヨンは、チームでラップを引き受けてT-ARAの曲により深い味を与えた。170cmを超える大きな背の持ち主で、T-ARAの平均身長を高めた。美人コンテスト出身の双子の姉ヒョヨンのように、たおやかながらも明るくで陽気な魅力で、チーム内のビジュアルレベルを高めたという評価も受けた。ファヨンは合流してから2年だけでT-ARAに完全に溶けこんだように見えた。
しかし、表面に現れなかった問題が、最終的に爆発してしまった。T-ARAのメンバーは昨年7月、日本公演とかみ合って脚の負傷で舞台に一緒に立たなかったファヨンを非難するように、ツイートに“意志”のことを問題するつぶやきをアップし、T-ARAの“いじめ疑惑”が提起された。その以来、ファヨンは追われるようにチームから脱退。それと同時にT-ARAに対する世論は冷たくなった。
T-ARAが、背を向けた音楽ファンに求愛を繰り広げる中、ファヨンはSNSを通じて頻繁に自身の近況を知らせた。双子の姉ヒョヨンは、昨年11月に自信が出演するKBS2TVのドラマ「学校2013」の制作発表会で、ファヨンの質問に「よくやっている。ご飯もよく食べて、よく休んでいる」と明らかにした。ファヨンの近況を気にしていたファンに干ばつの恵みの雨のようなニュースが聞こえた。9月、<スポーツソウルドットコム>のカメラに捕捉されたファヨンは、芸能界復帰の準備をするように関係者と会話を交わしていた。清純な美貌はそのままで、優しい態度で取材陣に向かって明るく笑った。その姿勢がカムバックに対する意志と見えた。


そんな彼女がT-ARA脱退から1年4ヶ月ぶりで女優としてカムバックを宣言した。ファヨンの新たな巣は、イ・ジョンソク、オ・ヨンソ、ソン・セビョク、チン・ジヒ、ユ・ホリンなどが所属している<Wellmade STAR M>。ここでファヨンは歌手ではなく俳優としての第2の人生を生きることになる。Wellmade STAR Mの関係者は16日、「ファヨンに演技者としての可能性があると判断して専属契約を結んだ」とし、「ファヨンは演技者に変身して、今まで見せなかった多様な魅力を披露する予定。演技者ファヨンについてたくさん期待してほしい」とファヨンとの契約を発表した。ファヨンも自身のツイッターに「寒くない冬を過ごす、新しい巣<Wellmade STAR M>に所属することになりました^ _ ^!助けてくださる周りの方々と祈ってくださる大切な私の天使たち〜ありがとうございます。本当に頑張ります」と嬉しい本音をのぞかせた。
2010年ガールグループのメンバーとしてデビューして3年半ぶりに俳優に転向したファヨンに向かって、多くのファンたちの応援が集中している。彼女がどのようなキャラクターと演技でファンと向き合うことになるのか、彼女の歩みが期待される。

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