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【台湾】基隆廟口夜市で人気グルメ食べ歩き!コロナ禍前との違いを現地レポ

TABIZINE 2021年12月5日 15時0分

台北の松山駅から電車で約40分でアクセスできる「基隆廟口夜市」。海から近く、海鮮グルメをはじめとする絶品が豊富にそろえられている事でも有名な夜市です。筆者は数年ぶり(2021年11月下旬)に訪れたのですが、コロナ禍以前との大きな様子の違いを強く感じることになりました。そんな今の基隆廟口夜市の模様を現地からレポートします。

台北から電車でアクセスが便利!基隆廟口夜市


「基隆廟口夜市(ジーロンミャオコウイエシー)」へのアクセス方法はいろいろありますが、台北の松山駅から電車で向かう方法が簡単です。松山駅から約40分ほどで基隆駅へ到着。駅から約10分ほど歩くと、夜市が見えてきます。
コロナ対策のため記名し消毒してから夜市へ入場


台湾では現在、コロナ対策のため、すべてのお店で「實聯制」という記名制が実施されています。これは誰がどこに訪れたかを明確にするためで、夜市に入場するときも必要です。

入り口に貼られているQRコードを携帯でスキャンすると、自動的にその施設の場所番号が書かれたショートメールの画面が立ち上がるので、そのまま送信すれば完了です。携帯を持っていない場合は、用紙に名前と電話番号を記入します。

どちらかの方法で記名が完了したら手を消毒し、入場が可能となります。
それぞれのお店に通し番号が!休業しているお店もたくさん


基隆廟口夜市の特徴のひとつが、それぞれのお店に通し番号が振られているという点です。看板には日本語もあってわかりやすいです。ちょっとおかしな訳も多いですが……。

筆者が訪れたのは平日で小雨だったこともあり、屋台はまばらで開いていないお店もたくさんありました。加えて現在は、マスクをはずして歩きながら飲食することが禁止されているという点も、客足が少ない原因となっています。



有名な栄養三明治(栄養サンドイッチ)のお店も閉まっていました。食べたかったのに残念……。
エビみぞれとろみスープと豚足の有名店へ!魯肉飯も一緒に


まず訪れたのは、この日一番にぎわっていた22番の「蝦仁羹豬腳(シアレングンジュージャオ)」というお店です。看板メニューは蝦仁羹(エビみぞれとろみスープ)と豬腳(豚足)で、多くのお客さんが注文されていました。



大きなお椀に入った大量の豚足と、スープからもくもく湯気が立ち上る様子に食欲が刺激されます。今回は、エビみぞれとろみスープ、豚足、魯肉飯の3種類を注文してみました。合計価格は180元(約730円)です。



エビみぞれとろみスープは、とろっとしたスープの中に、オレンジ色のエビのすり身団子がたくさん。エビのすり身団子は弾力があり身が詰まっていて、噛むたびにエビの旨味が口の中でじわりと広がります。とろみのあるスープに身体があたたまりました。



豚足は、一口サイズにカットされた状態で提供されました。皮の部分はぷるっと、赤身の部分はジューシーです。



魯肉飯の豚そぼろはシンプルな醤油ベースで塩気がちょうどよく、ご飯がすすみます。豚足とも相性がよいので、一緒に注文することをおすすめします。
泡泡冰というシャーベットを食後のスイーツに


食後のスイーツで訪れたのは、41番の「陳記泡泡冰(チェンジーパオパオビン)」です。泡泡冰とは、まるで泡のように軽やかな食感のシャーベットのようなスイーツ。パイナップルやパッションフルーツなどのフルーツ系列から、ピーナッツやコーヒー牛乳などちょっと変わったものまで、20種類近いフレーバーの泡泡冰が提供されています。どれも1個50元(約205円)です。



今回はチョコレート(巧克力)をチョイスしてみました。10cmくらいの高さがある紙カップにたっぷりと入っているので、2人で1つを食べるくらいがちょうどいいかも。



さっそくひとくちいただいてみると、軽やかでふわふわな食感の泡泡冰は口の中ですーっととろけていきました。チョコレートのやさしい甘さが心地よいです。

コロナの影響でお客さんの数はかなり減ってしまったものの、基隆ならではのグルメは変わらず堪能することができました。次に訪れた時は、以前と変わらないにぎわいを見られるといいなぁと願うばかりです。
基隆廟口夜市
住所:基隆市仁愛區愛四路20號

[All photos by Yui Imai]
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