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【ハズせない! 台北グルメ新定番】超名店の小籠包、唯一無二の白菜鍋…行列必至の「有名店」のトレンドは?

CREA WEB / 2024年4月28日 17時0分

 台湾東部・花蓮で発生した地震の被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

 CREA編集部では、台湾観光庁の声明や、現地コーディネーターからお話をうかがい、台湾を応援する気持ちを込めて、完売したCREA春号をハンディサイズにムック化した、CREA Due『愛しの台湾』を刊行します。その一部を抜粋し、掲載します。

 CREA編集部一同、一日も早い復興をお祈り申し上げます。


 台湾で必ず食べたい、お約束のメニュー。初めての台湾でも食べてみたい、噂の味。自粛期間を経て、次の旅では駆けつけたいそんな名店のコロナ後の“アレ”をレポート!


思い出しただけで口の中に豆の味が弾ける!

◆【中山北路】人和園(レンハーユェン)


台北に行ったらまず食べたいもの、豆のスープ!「雞油豌豆」118元。

 本誌でもたびたびおいしさを紹介してきた通称“豆スープ”。名物「雞油豌豆」118元。澄んでいて旨味たっぷりの鶏スープに、一粒一粒さやから取り出したスナップエンドウのみずみずしい甘さが弾ける。コロナ禍に店を移転し、広々。


「雲南涼米線」。雲南のお祝い料理。

 移転後に誕生した新メニュー「雲南涼米線」は雲南の冷たい麺料理は、日本の冷やし中華にも似た一品。揚げたきのこがクリスピーで食感にアクセントになり、ソースにはピーナッツが入っていて香ばしい。具だくさんだが、米麺なのでさっぱり食べられる。


「野菌珍珠丸子」300元(6個)。

 カラフルなもち米団子「野菌珍珠丸子」300元(6個)。カラフルな表面は、雲南で「七彩米」と呼ばれてお祝いの席で使われるもの。もち米にさまざまな植物で色をつけるのだそう。中には豚肉と、たっぷりのきのこのあんが入っており、もち米のモチモチ感と合わせて楽しもう。

人和園(レンハーユェン)


人和園(レンハーユェン)。

所在地 台北市中山區中山北路二段112號2樓
電話番号 02-2536-4459
営業時間 11:30~14:00、17:30~21:00
定休日 無休
Instagram @ren_he_yuan
※カード不可

まったく変わらない、唯一無二の鍋

◆【延吉街】長白小館(チャンバイシャオグァン)


「酸菜白肉火鍋」中1,880元。

 酸っぱい白菜の鍋「酸菜白肉火鍋」、といえばこちら! コロナ禍でもブレることなく、乳酸発酵した白菜の鍋を提供しており、観光客だけでなく多くの台湾の人たちでにぎわっている。

 肉は選べ、写真は豚と羊。ほかに凍豆腐、蟹身、しいたけ、小魚、小エビなどが入り、青菜と白菜はたっぷり。中1,880元。


タレコーナー。

 タレコーナーにはおすすめのブレンド方法が書いてある。日本語もあり安心だが、地元の人の手元を見ながら好みの味を追求しよう。


「韮菜盒子」120元(2個)。

 鍋以外の料理もおいしく、例えばこの巨大焼き餃子「韮菜盒子」はあちこちで頬張っている人が。バリッと焼けた皮と、春雨や青菜がたっぷり入って軽いあんがたまらない。120元(2個)。

長白小館(チャンバイシャオグァン)


長白小館(チャンバイシャオグァン)。

所在地 台北市大安區光復南路240巷53號
電話番号 02-2751-3525
営業時間 11:30~14:00、17:00~21:00
定休日 月曜、8月
Facebook https://www.facebook.com/ChangBaiBistro/
※カード不可

厳選メニューの新店がホテルの中に誕生

◆【樂群二路】欣葉・鐘菜(シンイェ ヂョンツァイ)


「鯉魚大蝦」1日10個限定。900元(2個)。

 中山で人気の老舗台湾料理レストラン「欣葉」。開業から毎日フロアに立ってきた副会長・鐘マダムが“おもてなし”を基準に選んだメニューを揃えた新店が誕生。

「鯉魚大蝦」は車エビのすり身揚げを鯉に見立てて。1日10個限定。900元(2個)。


「鮑魚佛跳牆」420元。

 アワビなど高級食材をじっくり煮込んだ名物・ぶっ飛びスープ「鮑魚佛跳牆」や、もちもちとした独特の食感の「杏仁花生豆腐」はもちろんメニューにオン。

 2020年1月1日にオープンし、すぐにコロナ禍となってしまったが、2022年、23年と2年連続でミシュランの一ツ星を獲得している。


「杏仁花生豆腐」150元。

欣葉・鐘菜(シンイェ ヂョンツァイ)


欣葉・鐘菜(シンイェ ヂョンツァイ)。

所在地 台北市中山區樂群二路199號1樓 萬豪酒店 中城廣場
電話番号 02-2532-7373
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:30
定休日 無休
Facebook https://www.facebook.com/ShinYehSignature/

超名店は大型旗艦店ができて混雑緩和

◆【信義路】鼎泰豐 新生店(ディンダイフォン シンシェンディエン)


「小籠包」250元(10個)。

 台湾きっての有名店で、日本でも人気の「鼎泰豐」は、実はコロナ直前の2020年に大型店舗が誕生。広々しているだけでなく、それでも殺到する客を電光掲示板で整理するなど、最新のサービス体制だ。

 並んでも食べたいのは、ここでしか出合えない繊細なドレープ、うっすらと透ける皮の中にたっぷりと肉汁を湛えた「小籠包」250元(10個)。


「蔬食大包」110元(2個)。

 ベジメニューもあり、こちらは雪菜とブロッコリーの「蔬食大包」110元(2個)。タケノコやキクラゲ、しいたけ、セロリのほか、お麩や湯葉もみっちり入って食べ応えあり。


左:キュウリ漬け「辣味黄瓜」100元、右:焼きナス「紅焼茄子」140元。

 点心に目がいきがちだが、地元民が「実は最高におすすめ、全種類制覇してほしい」と言うのが冷菜。見本もあるので、チェックしてから注文。こちらは、揚げナスの醬油漬けの「紅焼茄子」140元、キュウリを辛いタレに漬け込んだ「辣味黄瓜」100元。

鼎泰豐 新生店(ディンダイフォン シンシェンディエン)


鼎泰豐 新生店(ディンダイフォン シンシェンディエン)。

所在地 台北市中正區信義路二段277號
電話番号 02-2395-2395
営業時間 11:00~20:30、土・日曜 10:30~
定休日 無休
https://www.dintaifung.com.tw

行列してでも食べたい朝食は自粛中も混雑

◆【忠孝東路】阜杭豆漿(フーハンドウジャン)


「鹹豆漿」40元。

 旅行中一度は並んででも食べたい朝食。メニューも店舗も、嬉しくなるほど盤石だ。

 ちょっと食べすぎた胃袋を優しく起こしてくれるのは、できたての豆乳に酢や小エビなどを入れふわっと固める「鹹豆漿」40元。こちらの豆乳は風味がやわらかく、お腹に優しい。


「厚餅夾蛋」50元。

 少しボリュームが欲しいなら、ざっくりした窯焼きパンに卵焼きを挟んだ「厚餅夾蛋」50元。並んでいる間に窯で焼き上げられるパンを観ていたら、食べずにはいられない!


「焦糖甜餅」30元。

 実は甘いパンも。中にキャラメルが入った「焦糖甜餅」30元。ゴマが香ばしく、コクのある甘さの蜜とよく合い、結局朝から食べ過ぎてしまいそう!

阜杭豆漿(フーハンドウジャン)


阜杭豆漿(フーハンドウジャン)。

所在地 台北市中正區忠孝東路一段108號2樓
電話番号 02-2392-2175
営業時間 5:30~12:00
定休日 月曜
Facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=154088941341874&_rdr
※カード不可

※表紙と巻頭グラビアに登場したNICHOLASのスペシャルインタビュー、台湾で必ず食べたい小籠包魯肉飯の名店、メイドイン台湾の美しい日用品などが盛りだくさんの台湾特集はCREA Due『愛しの台湾』でお読みいただけます。

文=北條芽以
写真=志水 隆
コーディネート=矢作晃之(TOP TAIWAN)

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