米ＡＥＷは５日（日本時間６日）、ＴＢＳ女子王者のメルセデス・モネが、新日本プロレスのＳＴＲＯＮＧ女子王者ステファニー・バッケルと、ＡＥＷと新日本の合同興行「Ｆоｒｂｉｄｄｅｎ Ｄооｒ」（３０日＝同７月１日、ニューヨーク州ロングアイランド・ＵＢＳアリーナ）で、ダブルタイトルマッチを行うと発表した。
元ＷＷＥスーパースターのモネは、昨年２月に新日本が管轄するＩＷＧＰ女子王座を獲得するも、同年４月に陥落。翌月、新日本で新設されたＳＴＲＯＮＧ女子王座の初代王者決定トーナメントに出場した。決勝戦まで勝ち進んだが、ＡＥＷのウィロー・ナイチンゲールに敗北。さらに試合中に足首を負傷し、長期欠場に入った。
それ以降リングから姿を消していたが、今年３月にＡＥＷに正式加入。５月２６日の「Ｄｏｕｂｌｅ ｏｒ Ｎｏｔｈｉｎｇ」で行われた復帰戦で、ＴＢＳ王者のウィローからベルトを奪取した。試合後にはステファニーが現れ、互いのベルトを見せつけ合う場面もあった。
２人のダブルタイトルマッチは、〝禁断の扉〟での開催が決定。ステファニーとは、ＳＴＲＯＮＧ女子王座の初代王者決定トーナメント１回戦で対戦し、勝利を奪っている。５日に公式Ｘ（旧ツイッター）に投稿された映像に出演したモネは「ステファニーと戦うのはとても誇らしかった。彼女は早くて凶暴な選手。戦っていて楽しかったわ。でもＳＴＲＯＮＧは私のためにあるベルト。そのベルトを取りに行く。覚悟しなさい」と宣戦布告した。
スーパースターがＡＥＷマットを席巻する。