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南野拓実がモナコで復活した理由明かす「リバプールの時は出場時間がなくて…」

東スポWEB 2024年6月9日 21時4分

サッカー日本代表MF南野拓実(29=モナコ)が、今季復活を遂げた理由を明かした。

南野は今季9ゴール6アシストと大活躍し、リーグ2位で来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したチームをけん引。フランス紙「レキップ」選定のベストイレブンにも選出されるなど強烈な存在感を放った。

イングランド・プレミアリーグの強豪リバプールでは出場機会に恵まれず、昨季加入したモナコでも1年目は苦しんだが、今季は見事な躍進を遂げた。9日の練習後に取材に応じた南野は「1年間を通して一番チームに貢献できたシーズンだった」と胸を張った。

活躍の理由について「昨季うまくいかない時でも積み上げてきたトレーニングとか、自分を信じて改善していったことが今季実った」と明かした上で、具体的にこう説明した。

「リバプールの時はあまり出場時間がなくて、トップフィットの体ではなかった。モナコのトレーニングはきつくて最初大変だったけど、その上でプラスアルファで高重量で体のキレを増すためのトレーニングとか、あとは長い距離のスプリントを何本もできるようにと。高強度ランで試合でいい数字が出るように、それをモナコのフィジカルコーチとやって、そういう数字は今季どの試合でもチームトップのハイスピードラン、高強度のランニングでいい数字が出ていた」と語った。

高強度のランニングは自信を深めているようで「25~30キロくらいのランニングのスピードで、自分は(走行距離が)800メートルくらい。グラフがあって、すごく高い数字を出している人は赤いけど、自分は常に赤い」と強豪でもトップレベルだと強調した。

リバプールでの苦難を乗り越え、南野が武器を磨いて復活へとつなげた。

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