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【K-1】42歳ブアカーオは大丈夫か 1日最大3試合のトーナメント参戦…カルロス菊田氏が見解

東スポWEB 2024年6月19日 6時21分

立ち技格闘技イベント「K-1 WORLD MAX」(7月7日、東京・国立代々木競技場第二体育館)の70キロ級トーナメントで、10年ぶりにK-1リングに上がるブアカーオ・バンチャメーク(42=タイ)が、〝アラフォー〟の意地を見せる。

2004、06年の同トーナメントを制したブアカーオは、今大会にワイルドカードで出場。カルロス菊田プロデューサーは「お客さんが入ってファンも喜ぶし、選手も納得する選手を考えた」とこの起用を説明した。

3月のRIZIN神戸大会で、元K―1同級王者の木村〝フィリップ〟ミノル(ブラジル)に2ラウンドKO勝ち。菊田氏は「この前の木村戦も瞬殺だったし、試合内容を見てもいい。体も仕上がっているし、経験豊富でテクニックがある。全盛期と見劣りしない」と現在の実力に太鼓判を押した。

百戦錬磨のブアカーオだが、トーナメントを勝ち上がれば最大で1日3試合も戦うことになる。ほかのメンバーは全員が20~30代のため、菊田氏は「経験で言えばブアカーオ。ただ、彼にないのは若さだし(問題は)完全にスタミナだと思う。ワンマッチとは戦い方が違うし、どうやって肉体的なダメージを少なくして勝つのかが重要」と戦局をにらんだ。

18日の会見で、準々決勝の対戦相手がスーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア)に変更となったことが発表された。しかし、ブアカーオは「誰が対戦相手であっても勝つ」と意に介さず。百戦錬磨のベテランは十分な自信を見せている。

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