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エムバペ 大敗クラシコで〝オフサイド地獄〟にレアル指揮官「ハイラインはわかっていたが…」

東スポWEB 2024年10月27日 12時36分

スペイン1部レアル・マドリードのフランス代表FWキリアン・エムバペ(25)が、0―4で敗れた26日のホーム・バルセロナ戦で〝オフサイド地獄〟にはまった。

自身初となった伝統の一戦「クラシコ」は苦い思い出となってしまった。0―0の前半にゴールネットを揺らし、主審は得点を認めたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入を経て、オフサイド判定に。わずかにラインから、はみ出していた。後半も、FWロベルト・レバンドフスキに2得点を奪われた後、同じくシュートを入れたが、副審はフラッグをあげていた。計8回のオフサイドを取られてしまい、無得点に終わった。

スペイン紙「マルカ」は、前半のパフォーマンスについて「オフサイドとはいえ、ゴールを決めた。相手のディフェンス陣に多くの危険をもたらした」と8点をつけた一方、後半に関して「明確なゴールチャンスを逃し、彼は絶望し、天を仰いだ。オフサイドに次ぐオフサイドを引き起こした」として、最終的に3点の評価となってしまった。大きな期待を背負って加入した以上、得点を〝決める〟ことで評価を上げていくしかない。

同紙によると、カルロ・アンチェロッティ監督は試合後の会見でエムバペのオフサイド連発に「われわれはリスクを冒した。相手がハイラインを使っていることはわかっていたが、それをほとんど生かせなかった。エムバペには得点のチャンスがあったし、オフサイドになるのは仕方ないが、3、4回は得点のチャンスがあった」と冷静に語った。

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