ドジャースの大谷翔平投手(30)ではなく、メッツからFAになったホセ・イグレシアス内野手(35)こそが「満票でナ・リーグのMVPだ」とフィリーズのニック・カステラノス外野手(32)が13日(日本時間14日)に発言し、波紋を呼んでいる。
カステラノスはジョムボーイ・メディアの公式ユーチューブ「クリス・ローズ・ローテーション」にゲスト出演し、「チームの勝利に対する貢献度の大きさがMVPだとするなら、ホセ・イグレシアスほど大きかった選手はいない。メッツのあちこちに掲げられた『OMG(オー・マイ・ゴッド)』のサインとともにプレーオフまで進出した」と断言した。イグレシアスが昨年歌手デビューした楽曲「OMG」はチーム躍進の象徴となった。
一方、「大谷翔平はドジャースの優勝に大きく貢献したけど、彼一人が導いたかは分からない。彼が歴史的な記録を樹立し、素晴らしい選手でないという意味ではない。僕がチームをつくるならホセよりショウヘイを選ぶ。僕はバカではないからね」と説明した。
司会のローズ氏が「カステラノスはクレイジーだっていう人がたくさんいるよ」と目を丸くすると、「それでも構わない。野球選手がどう思うか、賛成はしないまでも僕をクレイジーだと言うかどうかの方が気になる」と返した。
ファンらは「大谷がMVPだが、彼の見解も分かる」「深い…」「変わった意見があってもいいが、答えはノー」「ひどい意見」「イグレシアスはMVV、最も価値あるvibes」「これはこれで好き」など賛否両論だ。