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2021年業績は過去最高を記録、米ソニックウォールが発表

週刊BCN+ 2022年4月13日 13時29分

 米ソニックウォールは、次世代ファイアウォール「Generation 7」の進化を含む高需要製品の提供と顧客を優先する姿勢により、2021年の業績が過去最高の売上高と収益を記録した。

 ビル・コナー社長兼CEOは、「顧客に対する妥協のないコミットメントは、過去1年間の業績に大きな影響を与えた。現在、顧客を支援するパートナーは1万7000社にのぼり、これらのパートナーが主要な価格帯と市場セグメントでシェアを伸ばすとともに、サイバーセキュリティ分野の確固たるリーダーとして位置づけていると自負している」とコメントしている。

 厳しい経済情勢にもかかわらず、新規顧客33%増、新規顧客の売上高45%増など、堅調な財務業績を収めた。さらに、クラウド提供製品とサービスは、前年比36%増と大幅な成長を遂げている。新しいGeneration 7製品は、過去1年間の売上の90%を占めた。

 パートナー専用に企画/運営された世界的なバーチャルパートナーイベント「Boundless 2022」では、22年以降の成功に役立つ独自のコンテンツ、有用な情報、専門家による分析が提供された。出席者数は前年の16%増となり、コンテンツ全体で4万7000件以上のライブリアクションがあった。また、21年のパートナーとの成功について、「中小企業から大企業や行政機関まで、全ての顧客区分での2ケタ成長」「顧客定着率90%以上」「パートナーの年度更新収益10%増」「新規顧客向け出荷台数34%増、取引金額40%増」「新規案件登録数24%増」を達成したことを発表した。

 また、21年はCapture Advanced Threat Protection(ATP)サービスが4回連続で「パーフェクトスコア」を獲得した。Capture ATPサービスは、特許取得済みのReal-Time Deep Memory Inspection(RTDMI)テクノロジーを駆使し、極めて高度な未知のマルウェアを速やかに検出する。今回、ICSA LabsのAdvanced Threat Defense(ATD)認証テストを過去4四半期連続で取得した唯一のソリューションとなった。ICSA Labsは独立した第三者機関として、「新手」のマルウェアサンプルを使用してソリューションをテストした。

 さらに、合計128日間にわたる21年のテスト中、無害のアプリ3010件に紛れた2578件(100%)のほとんど知られていない新しい脅威のサンプルを検出し、誤検出は1件もなかった。これを達成したセキュリティベンダーは同社のみだった。

 過去には数カ月にわたって、高いクオリティのプログラム、優秀なパートナープログラムや従業員に関して、サイバーセキュリティ業界の専門家から高い評価を受けている。

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