【売れないモノを売る極意】効果バツグン!? 必殺営業ツール「四つ葉のクローバー」

夕刊フジ / 2018年5月17日 16時57分

 GWも終わってちょっと、けだるい今日この頃。なんとなくモチベーションが上がらない営業マンは少なくないと思います。そこで今回はこの時期限定! あなたを助けてくれる必殺営業ツール「四つ葉のクローバー」の効能をご紹介しましょう。

 「何それ。乙女じゃあるまいし…」と思ったあなた、古い話ではありますが、私の神体験を聞いてください。時代は変わっても営業の心は変わらないので、きっと役に立つと思います。

 私は会社を創業した頃、手当たり次第に飛び込み営業をしていました。当然、どこに行っても門前払いでしたが、ある日、公園で偶然「四つ葉のクローバー」を2本、見つけたことで状況がガラリと変わったのです。

 その日、私が飛び込んだのは大阪の製薬会社でした。何度電話しても応対してもらえないので、いきなり訪問したのです。こういった場合、最初に突破しなければならないのは受付嬢です。彼女たちに「ただいま外出しています」と言われたら手も足もでません。そこでまずは受付嬢に「いつも大変ですね」と「四つ葉のクローバー」を差し出しました。するとどうでしょう。たちまち笑顔になって担当部署につないでくれたのです。

 手応えを感じた私は、面倒くさそうに出てきた若い男性の担当者にも、もう1本の「四つ葉のクローバー」を差し出しました。「突然お邪魔して申し訳ありません。これは挨拶代わりです」と言葉を添えて。すると表情が一変し「それはどうも」と話を聴いてくれた上に、プレゼンのアポイントまでくれたのです。

 私は「四つ葉のクローバー」のスゴイ効果に感動し、その足で公園を回って探しまくりました。都心の公園でも、真剣に探せば見つかるものです。たちまち30本ほど確保でき、押し花にして行く先々でプレゼントするようになりました。すると驚くことに門前払いの回数が激減し、いくつかプレゼンも成功して、なんとか仕事が回り始めたのです。

 しかしなぜ「四つ葉のクローバー」にこれほど効果があったのか。最初にアポイントをくれた製薬会社の担当者に聞いてみました。彼とはその後、一緒に仕事することになったのですが、「だって、邪険に扱ったら罰が当たるでしょ」と答えてくれました。

 そうです。「四つ葉のクローバー」は「幸運をもたらす」という刷り込みがあるので、プレゼントすると「幸運をくれた人」として丁寧に扱ってもらえるのです。

 いつの時代も営業に必須の初対面の人心掌握術において、神パワーを発揮してくれるこのアイテム。もちろん、私有地など人の迷惑になる所で採ってはいけません。周りに無い方は、面倒ですが自身で育てる方法もあります。価値は十分あると思いますよ。

 ■殿村美樹(とのむら・みき) 株式会社TMオフィス代表取締役。同志社大学大学院ビジネス研究科「地域ブランド戦略」教員。関西大学社会学部「広報論」講師。「うどん県」や「ひこにゃん」など、地方PRを3000件以上成功させた“ブーム仕掛け人”。

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