元KARA・ハラさん自殺の闇… アイドルを自殺に追い詰める韓国ネットユーザー懲りない愚行 日本と比べ物にならないほど過激な誹謗中傷

夕刊フジ / 2019年11月28日 16時48分

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ハラさんも猛バッシングを受けていた(夕刊フジ)

 ソウル市内の自宅で自殺したとみられる韓国の女性グループ、KARAの元メンバー、ク・ハラさん(享年28)。彼女の死の深層について、今の韓国が抱える深い闇を韓国芸能に詳しいライター、児玉愛子氏が緊急寄稿で迫った。

 ハラさんの死をめぐっては遺書らしきものが残されており、自殺の可能性が高い。本当の理由は本人しかわからないが、ハラさんには原因と考えられる要素が少なくなかった。

 KARAとして活動していた当時、“韓国の安室奈美恵”とまでいわれたが、グループ脱退後の彼女の人生は次第に輝きを失っていく。

 目立ったのは芸能活動よりも私生活だった。特に昨年9月の元恋人によるリベンジポルノでの脅迫は大打撃だった。世間は一斉に元恋人を非難したが、一方でハラさんへの誹謗(ひぼう)中傷も少なくなかった。報道されるハラさんの姿が理想のアイドル像とは違っていたからだ。

 今年の春には目の整形手術が話題になり、ハラさんは「それが罪なのか?」と問いかけている。鬱病にも悩まされ、5月には自殺未遂で再び世間を騒がせた。その後、活動の拠点を日本に移すが、タイミング悪く日韓関係がこれまでにないほど悪化。親日的なハラさんへのバッシングがやむことはなかった。

 韓国のインターネット上での悪質なコメントは、日本のそれとは比べ物にならないほど過激で多くの芸能人を傷つける。かつて元アイドルグループ出身の女優に「ネットでのコメントを見なければいいのでは」と聞いたところ、「それはできない」とすぐさま反論された。

 華やかな世界に身を置く芸能人もスポットライトの当たらない場所では孤独を感じている。そんなとき励みなのがファンからの応援コメントだ。ファンの声を聞き、理想的な姿を見せたいと願う。もちろん愛情あるコメントであることが大前提だが、そこに潜む悪意あるコメントが自然と目に入る。「誹謗中傷から目を背ければファンからの応援にも応えられなくなる。だから傷ついても読まなければ」と彼女は説明する。

 ハラさんも同じ気持ちだったかもしれない。芸能活動を続ける以上、アンチファンの存在は覚悟しなければならないのだから。だが先月14日には女性アイドルグループf(x)元メンバーのソルリさんが自殺。ソルリさんもまたネット上での悪質なコメントを浴びせられていた被害者だ。親友だったハラさんは「あなたの分まで頑張って生きる」と涙ながらに語ったが、精神的支柱を失ったことは間違いない。

 現在はハラさんの元恋人のSNSに悪質コメントが殺到している。ハラさんとの泥沼裁判はいまだ終結しておらず、新たな餌食となったのだ。こうした韓国の懲りないネットユーザーたちの愚行が天国にいるハラさんとソルリさんから見えないことを切に願う。

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