松井秀喜氏と清宮「ゴジが“剛”なら 幸太郎は“柔”」 巨人OB、日本ハム・緒方コーチが比較

夕刊フジ / 2018年5月17日 17時5分

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相手の失策で一気に三塁を陥れた清宮と緒方コーチ(手前、背番号73)(夕刊フジ)

 打率・174(16日現在)とプロの壁にぶち当たっている、日本ハムのドラフト1位・清宮幸太郎内野手(18)=早実高。25年前に同じように脚光を浴びた松井秀喜氏(43)と当時巨人で同僚だった緒方耕一野手総合コーチ(49)が、新旧2人の高卒スラッガーを比較した。

 16日の西武戦(東京ドーム)に「7番・左翼」で先発した清宮は、7回の第3打席に145キロ直球を強振。右中間フェンス際に達した大飛球を、外野手同士が交錯して落球し三塁を陥れた。

 記録は失策ながら、均衡を破る決勝点につながり「エラーなので何とも言えないですが、3打席ともボールは見られていたし、内容的にはよかった。次につながる打席だったと思います」。

 この日も3打数ノーヒット。ここから持ち直すのか、それともプロの壁にはね返されるのか。参考になるのが、清宮と同じ左打ちのホームラン打者として甲子園をわかせ、1993年に巨人入りした松井氏だ。

 当時の同僚、緒方コーチは両者を好対照とみる。「ゴジ(松井氏)が“剛”なら幸太郎は“柔”。ゴジはどちらかというとカチッと構えるタイプだったけど、幸太郎は緩くリラックスすることを大事にしている。どちらがいいとかではなく、長距離打者の中にも2パターンあるということ。パワーではゴジだけど、柔らかさやテクニックでは幸太郎かな」

 5月1日のヤクルト戦でデビューした松井氏は、同2戦目で早くもプロ1号本塁打。その後は徹底したマークに遭って6月に2軍落ちしたが、8月に再昇格を果たし計11本のアーチをかけた。

 清宮も1号以降は苦戦が続く。先だって栗山監督は2軍に戻し育成する可能性にも言及したが、緒方コーチは「幸太郎が成長するには、試合に出られる限り1軍に置いておく方がいいのは間違いない」との考えだ。

 「今はアルシアがメンバーから外れているから、戻ってくるタイミングでどう判断するか。幸太郎の調子とか、外せないほどの結果があれば考えなくてはいけない」

 左足の張りで2軍調整中の助っ人砲アルシアは23日以降に再登録可能。清宮にとってはそれまでの1週間が勝負となる。(片岡将)

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