巨人“爆買い補強”1年後、誤算の後始末… 中継ぎ左腕のトレード補強を画策中

夕刊フジ / 2018年6月13日 17時15分

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この日は貴重な中継ぎ左腕の池田が打球を足に受け降板(夕刊フジ)

 昨季巨人が仕掛けた推定総額40億円の“爆買い”補強。いまだ尾を引く最大の誤算は、ソフトバンクからFAで加入した森福允彦投手(31)だ。

 12日のソフトバンク戦(ヤフオク)は山口俊投手(30)が先発。くしくも2年連続で球団の株主総会の当日に、同じチームを相手に投げる巡り合わせとなった。

 昨年6月13日の株主総会では、当時の堤GMが球団ワースト記録13連敗の責任を取り退任。球界史上初のトリプルFA補強の総崩れが痛恨となった。その一角、右肩痛で出遅れた山口俊はようやくの移籍初登板で勝利。「活躍することで堤前GMに恩返しをしたい」とざんげの涙をこぼした。

 あれから1年。今年もソフトバンク相手に、7回1失点の好投で5勝目を挙げた。「ここ2試合は貢献できていなかったので、何とかして勝ちたかった」と謙虚に語ったが、今やコマ不足の先発陣をエース菅野に次ぐ2番手格で支えている。

 酷評を受けたFA3戦士のうち、前日本ハムの陽も今季は正中堅手として強固なセンターラインを形成。だが森福は昨季途中から2軍暮らしが続いていた。球団関係者は「森福の補強を見越してトレードに出した公文が返す返すも惜しい」と恨めしげ。大田とともに2016年オフ、交換トレードで日本ハムに移籍した26歳の左腕は、41試合登板の昨季に続いて今季も貴重な働きを見せる。

 一方で巨人は1軍ブルペン唯一の左腕、2年目の池田が12日の試合中に負傷して出場登録抹消。代わりに森福がようやく1軍に呼ばれたが、楽観視はできない。鹿取GM体制の現フロントは、新たな中継ぎ左腕を最優先の補強ポイントとしてトレードを画策中だ。 (笹森倫)

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