いよいよ開幕!W杯ロシア大会 西野Jの秘策は… 初戦コロンビアは“カメレオン作戦”でひと泡吹かせろ!

夕刊フジ / 2018年6月14日 17時5分

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パラグアイ戦とスイス戦(8日)の日本代表スタメン比較(夕刊フジ)

 サッカー日本代表(FIFAランキング61位)は12日、W杯ロシア大会開幕前最後の試合のパラグアイ(同32位)戦(オーストリア・インスブルック)で4-2の逆転勝ち。0-2で完敗した8日のスイス戦から先発11人中10人を入れ替えたことが功を奏し、西野ジャパンで初先発の乾貴士(30)=ベティス=が2ゴール、香川真司(29)=ドルトムント=も1ゴールを挙げた。格上のコロンビア(同16位)と対戦するW杯1次リーグ初戦(日本時間19日午後9時開始)でも、謎に包まれたスタメンと、選手交代やフォーメーションチェンジで相手を幻惑する“カメレオン作戦”で活路を見いだせるか。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 西野朗監督(63)は、就任後2試合連続零封負けの屈辱を払拭し、3戦目にして一挙4得点で初勝利をマーク。「タテ(のロングパス)ばかりでなく、しっかり崩して得点できたことがよかった」と手応えを口にし、胸をなでおろした。

 先発11人中10人を入れ替えた。ただ1人連続スタメンのDF酒井高(ハンブルガー)もスイス戦は右サイドバック、この日は左サイドバックに移った。事実上の“全取っ替え”である。

 この2試合で招集した23人全員を起用。W杯直前のこの時期は先発を固定し熟成を図るのが普通だが、2カ月前に就任したばかりで、3バックか4バックかも決まっていない西野監督は、そんな常識に縛られている場合ではないのだ。

 スタンドにはW杯1次リーグ初戦の相手、コロンビアきっての偵察要員を送り込んでいた。

 コロンビアがコーチとして招いた元アルゼンチン代表MFのカンビアッソ氏(37)。インテル時代には長友とコンビを組んだこともある日本通だが、1週間後の日本との対戦で誰が先発してくるのか見当もつかなくなり、困惑の表情を浮かべた。これこそ日本にとって最大の収穫だろう。

 前日(11日)のセネガル-韓国戦はW杯本番直前とあって完全非公開で行われたが、西野監督は「見たければどうぞ」と言わんばかり。実際、コロンビア戦で誰を起用し、どんなコンビを組ませるのかは、西野監督の胸ひとつ。FIFAランキング、チーム力で日本の方が劣るだけに、相手を嫌がらせ、戸惑わせることが有効になる。

 スイス戦では宇佐美(デュッセルドルフ)が起用されていた左サイドに、この日は乾が入り2得点の大活躍を演じた。代表では14年11月14日の親善試合ホンジュラス戦以来約3年半ぶりのゴールで、華々しく復活を印象づけた。

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