西武・浅村、炭谷のダブル流出必至? 渡辺SD苦悩「出られたら本当に困る戦力」

夕刊フジ / 2018年11月8日 17時0分

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会見を終え球団事務所をあとにする浅村 (夕刊フジ)

 西武・浅村栄斗内野手(27)が7日に所沢市の球団事務所で記者会見し、国内FA権行使を表明した。

 「ライオンズで育ててもらって、この権利を獲得できた。今は感謝の気持ちでいっぱい。行使したけど、外に出て行くから行使したわけではない。とにかく他球団の評価を聞きたいという、率直な思いで決断しました」と語ったが、FA移籍する選手が使う常套文句を並べた感もある。

 豊富な資金力を誇るソフトバンク、出身地・大阪のオリックス、かつて同僚だった石井一久GMが就任した楽天が、待ってましたとばかりに獲得に名乗り。交渉後に西武とも再交渉を行う予定だという。

 渡辺久信シニアディレクター(SD)は「シーズンが終わってから計3回話して、球団と私の思い、条件面を伝えた。来季浅村がチームにいないのは、戦力的にダウンになる。残って日本一を目指してほしいと伝えた」と力説。今季年俸2億1000万円(推定)から、3年総額15億円と、これまでの西武ではありえなかった破格条件が提示されているもようだ。

 しかも「何かチームに対し、いろいろ要望とか改善面とかあるのかと思って聞いたりもしましたが、そういうのは全然ないし満足していると。とにかく他の球団の評価を素直に聞きたいというところでした」というのだから、これ以上は手の打ちようがない。

 また、渡辺SDは炭谷銀仁朗捕手(31)から前日の6日にFA権を行使する連絡を受けたことも明かした。

 「銀仁朗とも3回会っています。来年以降優勝していくためには、銀仁朗も貴重な戦力。捕手はなかなか育たない中、西武であそこまでなった。精いっぱい、最大限の評価を彼には出しました」と説明。

 「出られたら本当に困る戦力。どういう決断をするかわかりませんが、もう1回2人とはしっかり話をしたいと思っています」と渡辺SDは最後まで諦めるつもりはないが、現状はダブル流出必至といえる。(塚沢健太郎)

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