巨人・原監督、疑心暗鬼「投手の癖バレた…」 ヤクルト陣営は猛反論

夕刊フジ / 2019年4月15日 17時15分

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3回KOの畠(右)(夕刊フジ)

 巨人が14日のヤクルト戦(東京ドーム)で2試合連続11失点の大敗。原辰徳監督(60)は先発投手の癖を読まれたのが炎上の原因としたが、当のヤクルト側は「癖がどうこうというレベルの投手じゃない。普通に打っただけ」と猛反論だ。

 先発畠が2本塁打を含め9安打を浴び3回6失点KO。敗軍の将は腕組みしたまま一度床を軽く蹴った後で、意を決したように切り出した。

 「癖が出ているね。ちょっと彼を擁護するとね。『真っ直ぐいきますよー』って言って放ってたら、そうそう抑えられない。150キロでもね」

 つまりヤクルト打線は畠の投球フォームなどに出る癖から、直球が来ると読み切ってジャストミートしてきたという見立てだ。よっぽど痛恨だったのか。「きちっと試合前にわれわれが伝えられていないというところ。私も含めて担当コーチが『焼きごて』を入れるくらいの反省をしないといけない」。ギョッとさせる言い回しで、胸の内にわいた感情を表現した。

 今春のセンバツでは、星稜高(石川)の監督が習志野高(千葉)に敗戦後、「サインを盗まれた」と猛抗議して物議を醸した。だが、相手投手の癖を分析することはプロアマを問わず正当な戦術とされ、非難の対象にはならない。

 ヤクルト陣営は頭脳戦に勝利して得意満面かと思いきや、原監督の主張を真っ向から否定した。「ミーティングでそんな話は出ていないし、それ以前に、畠は癖がどうこうというレベルの投手ではない。今日は甘い球も多かったから、普通に打っただけ」とバッサリ。その上で「そうやって疑心暗鬼になってくれたらいい」とほくそ笑む。

 畠本人も「『ここは直せるんじゃないか』というのを教えてもらった」と癖の修正を指導されたことを明かす一方で、炎上の理由は「癖だけじゃないと自分では思っている。制球とか改善していかないと」とも話した。

 果たして原監督の「癖バレ説」は核心を突いているのか。それともヤクルト側が反論するように、自軍投手陣が打たれすぎて疑心がわき、ありもしない因果を見いだそうとしているだけなのか。今後、巨人とヤクルトによる“東京シリーズ”から目が離せない。(笹森倫)

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