再送-仏大統領、年内にマスク自給目指すと表明 不足批判に対応
ロイター / 2020年4月1日 13時56分
<description role="descRole:caption"> 3月31日、フランスのマクロン大統領(写真)は、新型コロナウイルスに関連し、年内に防護マスクが充分行き渡るよう措置を取ると表明した。写真はフランスのサン・バルテルミー・ダンジュでの代表撮影(2020年/ロイター) </description>
[パリ 31日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は31日、新型コロナウイルスに関連し、年内に防護マスクが充分行き渡るよう措置を取ると表明した。品不足に対する批判に答えた。
フランスでは新型コロナにより少なくとも3523人が死亡。医療従事者や政治家からマスク不足への不満が噴出している。
こうしたことから、同国はこれまでにマスク10億枚を発注した。
マクロン大統領はこの日、西部アンジェ近郊のマスク工場を視察し、国内のマスク生産を4月中に3倍の1000万枚に拡大し、5月半ばまでに新たに1万台の人工呼吸器を生産するよう指示したと述べた。
大統領は、「いまの優先課題は、欧州とフランスでもっと多くを作ることだ。年末までに、完全かつ充分な生産をわれわれ独自に行えるようになっていたい」と述べた。
また、保健当局の機器購入予算として40億ユーロ(43億9000万ドル)を計上したと説明した。
新型コロナ拡大で、フランスや、世界の死者数で1位と2位であるスペインとイタリアを含む近隣の欧州諸国で防護マスクの需要が急増。
世界保健機関(WHO)によると、ウイルスの発祥地である中国が世界のマスクの半分を生産しているが、多くの工場が閉鎖されている。
*本文中の語句を修正しました。
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