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FRBのドル供給対策を評価、さらなる対応必要=BIS

ロイター / 2020年4月2日 5時50分

[ロンドン 1日 ロイター] - 国際決済銀行(BIS)は1日、米連邦準備理事会(FRB)のドル供給対策を評価する一方、資金フローの確保に向けさらなる対応が必要という認識を示した。

BISは報告書の中で、現在の危機への対応として、新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている経済にドルを供給することが重要とした上で「さらなる経済崩壊を防ぐには決済フローの確保が不可欠だ」と指摘した。

ドル調達コストは先月に急上昇。為替スワップ市場ではユーロを米ドルに交換する際の3カ月物のベーシス(上乗せ金利) が一時120ベーシスポイント(bp)と、金融危機以降で最大になった。

FRBは先月、ドル供給対策として、日銀や欧州中央銀行(ECB)など主要5中銀に加え、韓国やメキシコなど新たに9中銀と通貨スワップ協定を締結。さらに国債を担保に資金を供給するレポ取引を活用し、海外中銀が保有する米国債を一時的に買い入れてドルを提供する方針を示した。

BISは通貨スワップ協定について、多くの中銀が依然としてFRBと締結していないと指摘した。

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