米ユナイテッドの第1四半期は赤字転落、手元資金積み増し
ロイター / 2020年5月1日 9時11分
米ユナイテッド航空が4月30日に発表した第1・四半期決算は、17億ドルの損失を計上した。2019年12月6日、ニューアーク・リバティー国際空港で撮影(2020年 ロイター/Chris Helgren)
[30日 ロイター] - 米ユナイテッド航空
調整後の純損失は6億3900万ドル(1株当たり2.57ドル)。営業収入は17%減の80億ドルだった。
新型コロナを封じ込める世界的な移動制限で、航空会社は旅客便の運休に追い込まれている。各社は成長戦略を停止し、手元資金の確保を急いでいる。
ユナイテッドの4月29日時点の手元資金は96億ドルで、3月末時点の72億ドルから増加した。第2・四半期は1日当たり4000万─4500万ドルの手元資金が必要になる。
ユナイテッドは従業員への給与を支払うため、「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法(CARES法)」下で50億ドルの支援を受ける予定。第3・四半期にはさらに45億ドルの融資を受けるかどうかを決定する。
この支援を受けるためには、航空会社は減給を行わずに9月末まで雇用を維持する必要がある。ただ、ユナイテッドも含めて多くの航空会社は、今秋までに需要が回復しなければ人員削減などに踏み切る必要があるとしている。
オスカー・ムニョス最高経営責任者(CEO)は声明で「我々はまだ危機の真っただ中にいるが、当社の長期的成功を確実にするだろう厳しい決断をすることをためらわない」と述べた。
航空業界は、需要が2019年の水準に戻るのには2─3年かかると予想している。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1裏切られた気持ちでいっぱいです…月収25万円・65歳サラリーマン、毎年「ねんきん定期便」を必ずチェック、年金月19万円のはずが「初めての年金振込日」に知った衝撃事実に撃沈
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 8時15分
-
2「馬上、枕上、厠上」がキャリア形成にも重要な理由 「1人になれる時間」は本来いくらでも存在する
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時0分
-
3なぜ繁忙期も「あの同僚だけ残業せずに帰れる」のか? デキル人が無意識に使う思考パターン
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月15日 8時10分
-
4理想の体形や収入がいつまでも手に入らない理由 強い願いも「無意識」に打ち負かされてしまう
東洋経済オンライン / 2025年1月15日 8時15分
-
5なんでまだ働いているんだろう?…ブラック企業を「辞めない人」の理由【行動経済学】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月15日 7時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください