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マレーシア、4日から大半の経済活動を再開 感染抑制策を緩和

ロイター / 2020年5月1日 14時39分

<description role="descRole:caption"> 5月1日、マレーシアのムヒディン首相は、大半の経済活動の再開を4日から認めると発表した。写真はクアラルンプールで4月撮影(2020年 ロイター/Lim Huey Teng) </description>

[クアラルンプール 1日 ロイター] - マレーシアのムヒディン首相は1日、大半の経済活動の再開を4日から認めると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めをかけるため実施している制限措置を一部緩和する。

ムヒディン首相はテレビ演説で「制御された慎重な再開を始める用意が整った」と述べた。ただ、映画館など多くの人が集まり、濃厚接触が生じる分野については閉鎖を継続するとした。学校や大学も引き続き休校とする。

マレーシアは3月18日以降、非必須事業の閉鎖や集会の禁止、移動制限などを行っている。4月30日時点で確認されている感染者数は6002人で、ここ最近は感染者の増加ペースが鈍化している。

ムヒディン首相は、経済再開に当たり、マスクの着用や人との距離を確保する「ソーシャル・ディスタンシング」、個人の衛生管理の徹底などを求めるとした。

国境は依然閉鎖されており、海外との行き来は引き続き禁止される。

ムヒディン首相は、過去6週間の移動・渡航制限で政府は630億リンギ(146億8000万ドル)を失ったとも述べた。

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