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米国は「離脱中毒」、WHO脱退表明を中国が批判

ロイター / 2020年6月1日 19時28分

 6月1日、中国外務省の趙立堅報道官(写真)は定例会見で、米政府が世界保健機関(WHO)脱退を表明したことを受け、米国は「離脱中毒」になっていると批判した。写真は北京で4月8日撮影(2020年 ロイター/Carlos Garcia Rawlins)

[北京 1日 ロイター] - 中国外務省の趙立堅報道官は1日の定例会見で、米政府が世界保健機関(WHO)脱退を表明したことを受け、米国は「離脱中毒」になっていると批判した。WHO脱退表明で、米国が権力政治や一国主義を追求していることが明らかになり、国際社会は米国の自国第一主義的な行動に反対していると述べた。

トランプ米大統領は、就任時から「米国第一主義」を掲げ、国連を軽視し、国際協調路線に背を向け、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」やイラン核合意などから離脱している。

趙報道官は「米国は、グループからの離脱や協定撤回の中毒になってしまっている」と述べた。

*内容を追加しました。

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