米ＩＳＭ製造業景気指数、6月は52.6 19年4月以来の高水準

７月１日、米供給管理協会（ＩＳＭ）が発表した６月の製造業景気指数は５２．６と、前月の４３．１から上昇し、景気拡大・縮小の節目となる５０を超えた。上昇は４カ月ぶりで、２０１９年４月以来の高水準となったほか、予想の４９．５も上回った。写真は２０１４年４月、ミズーリ州の自動車向上で（２０２０年　ロイター／Dave Kaup）

［ワシントン　１日　ロイター］ - 米供給管理協会（ＩＳＭ）が１日に発表した６月の製造業景気指数は５２．６と、前月の４３．１から上昇し、景気拡大・縮小の節目となる５０を超えた。上昇は４カ月ぶりで、２０１９年４月以来の高水準となったほか、予想の４９．５も上回った。ただ新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかかっていないことで、回復は危ぶまれている。

雇用指数は４２．１と、前月の３２．１から上昇したもののの、５０はなお下回っており、新型ウイルス感染拡大による雇用喪失の深刻さが浮き彫りになった。

一方、新規受注指数は５６．４と、前月の３１．８から大きく上昇し、１９年１月以来の高水準を付けた。