英経済成長率、今年は－8.1％ 再度下方修正＝Ｓ＆Ｐグローバル

７月１日、格付け会社Ｓ＆Ｐグローバルは英国の今年の経済成長率予想をマイナス８．１％に再度下方修正した。 写真は２０１８年８月、ロンドンで（２０２０年　ロイター／ Hannah McKay）

［ロンドン　１日　ロイター］ - 格付け会社Ｓ＆Ｐグローバルは１日、英国の今年の経済成長率予想をマイナス８．１％に再度下方修正した。

Ｓ＆Ｐグローバルは、英国が欧州連合（ＥＵ）と離脱後の移行期間の延長で合意するとはもはや予想していないと指摘。むしろ２０２１年開始の中核的な自由貿易協定が締結されるとの見通しを示した。

その上で「英国が秋に新型コロナウイルス感染拡大の第２波に見舞われ、来年１月に世界貿易機関（ＷＴＯ）規則適用に転換する事態になれば、最悪の状況となる」と警告した。