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設備投資、4─6月期は10年ぶりの大幅落ち込み=法人企業統計

ロイター / 2020年9月1日 9時39分

 9月1日、財務省が発表した2020年4─6月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、設備投資額(ソフトウエア投資を含む)は全産業で前年比11.3%減、季節調整済み前期比では6.3%減となった。写真は川崎市の京浜工業地帯で2018年9月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] - 財務省が1日発表した2020年4─6月期の法人企業統計(金融業・保険業を除く)によると、設備投資額(ソフトウエア投資を含む)は全産業で前年比11.3%減、季節調整済み前期比では6.3%減となった。前年比は2010年第1・四半期以来の大幅な落ち込みを記録した。経常利益は全体で46.6%減、全ての業種で減益となった。

売上高は前年比17.7%減で、09年第1・四半期以来の減収幅。4四半期連続の落ち込みとなった。製造業は11業種全てで減収となったほか、非製造業も情報通信業を除く10業種で減収。

設備投資は、製造業で前年比9.7%減。落ち込みが大きかったのは化学や金属製品で、いずれも3四半期連続の減少。非製造業は同12.1%減。サービスとリースなどの落ち込みが目立った。

法人企業統計は四半期ごとに調査が行われ、資本金1000万円以上の法人企業が対象。

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