1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

香港、中国主導のコロナ検査開始 活動家はボイコット呼び掛け

ロイター / 2020年9月1日 15時24分

香港政府が1日に開始した新型コロナウイルスの無料検査を受けるため、検査センターには行列を作る住民たち。(2020年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 1日 ロイター] - 香港政府は1日、全住民を対象とする新型コロナウイルスの無料検査を開始した。

検査は中国本土から派遣された60人の医療チームが主導。地元の医療関係者や住民の間では懐疑的な見方も出ており、一部の民主派の活動家はボイコットを呼び掛けている。[nL4N2FN27B]

本土からの直接支援は、感染が始まって以来初めて。検査は現地時間の午前8時に始まった。

香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は定例会見で、見えない感染を防ぐために検査が必要だと主張。香港の行政・立法・司法権は中国本土政府の認可を受けたものだとの認識も示した。

60万人近い住民が無料検査を申し込んでおり、域内141カ所の検査センターには行列ができている。

香港の民主派の医療関係者や一部の活動家は先月30日、検査のボイコットを呼び掛けた。一部の活動家は検査の名目で個人のDNA情報が収集され、悪用されるとの懸念を示している。政府は試料が香港域外に持ち出されることはないと主張している。

当局によると、検査能力は従来の1日当たり1万2000人から同50万人に向上する予定。

検査を受けに来た68歳の女性は「検査をすることで自分や周囲の不安を和らげられる」と語った。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください