8月のイタリア製造業ＰＭＩは53.1、2カ月連続で50超え

［ローマ　１日　ロイター］ - ＩＨＳマークイットが発表した８月のイタリア製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５３．１で、好不況の分かれ目となる５０を２カ月連続で上回り、２０１８年６月以来およそ２年ぶりの高水準となった。

７月は５１．９だった。ロイターがまとめたアナリスト１６人の予想中央値は５２．０。

新型コロナウイルスの感染防止策として大半の工場が閉鎖されたことから、同指数は４月には過去最低の３１．１に落ち込んだ。

５月になると工場再開が認められ、同指数は５月以降、４カ月連続で上昇している。

８月は生産指数が５６．２と、７月の５４．７から上昇した。４月の１１．４から引き続き回復し、２０１８年２月以来の高水準だった。