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米専門家委、4段階のコロナワクチン配分提言 医療従事者最優先に

ロイター / 2020年9月2日 8時35分

 9月1日、米国で新型コロナウイルスワクチンをどのように配分するかについて政府機関に諮問する独立専門家委員会は、4段階の配分方式を提言し、第1段階の投与対象として医療機関に勤務する感染リスクの高い職員と救急隊員を挙げた。写真はフロリダ州の病院で7月撮影(2020年 ロイター/Octavio Jones)

[ニューヨーク 1日 ロイター] - 米国で新型コロナウイルスワクチンをどのように配分するかについて政府機関に諮問する独立専門家委員会は1日、4段階の配分方式を提言し、第1段階の投与対象として医療機関に勤務する感染リスクの高い職員と救急隊員を挙げた。

同委は学術機関の全米アカデミーズと全米医学アカデミーの専門家で構成。6月に米疾病対策センター(CDC)と米国立衛生研究所(NIH)の各所長から、ワクチン配分について提言をまとめるよう指示を受けた。

同委の提言によると、第1段階の投与対象は新型コロナ感染症が重症化するリスクがかなり高い持病を持つ人々や介護施設に長期滞在中または過密な環境にある高齢者も含む。

第2段階は社会的機能に必要不可欠で感染リスクがかなり高い業種の労働者、教師および学校の職員、重症化リスクがある程度高い持病持ち、高齢者、ホームレス用宿泊施設やグループホームに住む人々、刑務所の服役者と職員を含むべきとした。

第3段階では年齢が若い成人と子供や、最初の2段階で含まれなかった感染リスクが高めの労働者に投与し、その他全員を第4段階の対象にするとした。

CDCとNIHは同委の提言を踏まえ、ワクチンの実用化後にどのように配分するかを決める見通し。

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