英、コロナ対応で議会の発言権拡大 与党内で「議会軽視」批判

ロイター / 2020年10月1日 14時33分

 英下院は30日、新型コロナウイルスの感染抑制のため制限措置を導入する権限を政府に与える法律の延長を賛成多数で可決した。写真はホイル下院議長。ロンドンで7月撮影(2020年 ロイター/UK Parliament/Jessica Taylor)

[ロンドン 30日 ロイター] - 英下院は30日、新型コロナウイルスの感染抑制のため制限措置を導入する権限を政府に与える法律の延長を賛成多数で可決した。与党・保守党内では、ジョンソン政権が議会を軽視しているとして不満の声が上がっていたが、政府は英全土を対象とした措置などで事前に議会の承認を求めると約束し、与党議員の造反を回避した。

政府のコロナ対応を巡っては、ホイル下院議長が、新たな制限措置を導入する際に政府は議会を「完全に無視」し、議員を「侮辱」していると痛烈に批判していた。

この数時間後、ハンコック保健相は議会で「イングランド全体や英全土に適用される大規模な措置については、可能な限り実施前に採決を行う」と表明した。

ただ「ウイルス対応では当然、必要に応じて迅速に行動する必要があり、感染を抑制し命を守るためには、緊急の制限措置を遅らせることはできない」とも述べた。

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