クレディ・スイス、英ロイズＣＥＯを次期会長に指名

　１２月１日、クレディ・スイスは、英ロイズ・バンキング・グループのアントニオ・オルタオソリオＣＥＯ（写真）を次期会長に指名する人事を発表した。写真は２０１５年２月、ロンドンで撮影（２０２０年　ロイター／Stefan Wermuth）

［チューリヒ　１日　ロイター］ - スイスの銀行大手クレディ・スイスは１日、英ロイズ・バンキング・グループのアントニオ・オルタオソリオ最高経営責任者（ＣＥＯ）を次期会長に指名する人事を発表した。

２０１１年から会長を務めているウルス・ローナー氏は２０２１年に法定任期が終了し退任する。

ロイズは前日、オルタオソリオ氏が退任しＨＳＢＣのウェルス・パーソナル・バンキング事業のＣＥＯであるチャーリー・ヌン氏を後任に迎えると発表している。

クレディ・スイスは今回の人事について、来年４月の株主総会で承認を求める。

オルタオソリオ氏は金融危機時の２００８年に政府に救済されたロイズを立て直し、２０１７年に同行は政府支援から脱却した。