米新車販売、第1四半期は増加 半導体不足は懸念要因
ロイター / 2021年4月2日 5時51分
4月1日、 自動車メーカー各社が11日発表した第1・四半期の米自動車販売台数は増加し、新型コロナウイルス流行に伴う昨年の低迷から回復している兆候を示唆した。写真は2015年4月、米カリフォルニア州で撮影(2021年 ロイター/Lucy Nicholson)
[1日 ロイター] - 自動車メーカー各社が11日発表した第1・四半期の米新車販売台数は増加し、新型コロナウイルス流行に伴う昨年の低迷から回復している兆候を示唆した。
しかし、2月に米南東部を見舞った寒波に伴う生産停止に加え、世界的な自動車向け半導体の不足の影響が懸念視される中、2021年の自動車市場回復ペースには慎重な向きも多い。
米ゼネラル・モーターズ(GM)の第1・四半期の米販売台数が4%増の64万2250台。スポーツ多目的車(SUV)やクロスオーバーSUVが好調だった。
トヨタ自動車は約22%増の60万3066台で、日産自動車は約11%増の28万5553台。韓国・現代自動車も約28%増の16万7130台だった。
ステランティス傘下のフィアット・クライスラー米国部門は5%増の46万9651台。ジープのSUVやピックアップトラックの「ラム」ブランドの需要が伸びた。
フォードは1%増の52万1334台となり、小売販売が23%増加した。
自動車業界コンサルタントのJDパワーとLMCオートモーティブによると、米国では需要増と供給逼迫を背景にメーカーによる価格引き上げが可能で、第1・四半期の新車平均価格は前年同期比3000ドル増、19年比4000ドル超増の3万7314ドルだった。
*情報を追加しました。
この記事に関連するニュース
-
現代自動車、営業利益が6四半期連続で3兆ウォン超え(韓国)
ジェトロ・ビジネス短信 / 2024年4月30日 10時20分
-
車の国内生産台数、2年連続増 23年度、半導体不足が緩和
共同通信 / 2024年4月25日 17時34分
-
韓国の現代・起亜自動車、米「最高価値EV」1~3位を席巻…第1四半期の販売量も56%増加
KOREA WAVE / 2024年4月24日 18時0分
-
米TI、第2四半期見通しが予想上回る アナログ半導体の需要回復
ロイター / 2024年4月24日 9時18分
-
中国の新エネ乗用車販売台数は2024年に1000万台を突破へ、CINNO Research予測
マイナビニュース / 2024年4月15日 6時30分
ランキング
-
1阪急阪神ホールディングス 宝塚歌劇団中核のステージ事業が減収減益
産経ニュース / 2024年5月14日 21時4分
-
2歴史的円安でも外食最大手ゼンショーHDは過去最高益 「海外進出」が好調 アメリカで展開の寿司店や中国出店の「すき家」など
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 16時49分
-
3100円ショップは仕入れ値95円で悲鳴… エアギター選手権は中止に… 歴史的円安の影響どこまで?【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 12時28分
-
4シャープがテレビ用大型液晶パネルの生産停止を発表 かつては日本の電機産業をけん引…1499億円の最終赤字
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年5月14日 16時25分
-
5ガストが全商品の6割値上げ 伊藤園は207品目値上げ
財界オンライン / 2024年5月13日 15時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください