1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

独製造業PMI改定値、9月は58.4に低下 供給制約で見通し悪化

ロイター / 2021年10月1日 17時47分

10月1日、 IHSマークイットが1日発表した9月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は58.4となり、速報値の58.5と8月の62.6を下回った。写真は9月、ベルリンの実験用機器の製造工場を訪れたメルケル首相。代表撮影(2021年 ロイター)

[ベルリン 1日 ロイター] - IHSマークイットが1日発表した9月のドイツ製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は58.4となり、速報値の58.5と8月の62.6を下回った。

供給制約が重しとなり生産が抑制されたほか、新規受注が落ち込んだ。PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

半導体といった中間財や一部原材料が製造部門を圧迫。製造業各社はこれらの供給不足が来年も続くことを懸念し、成長期待が後退し始めている。

新規受注指数は15カ月ぶりの低水準となった。

IHSマークイットのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は「供給制約は引き続き投入コストを押し上げ、それが製造業者への価格引き上げ圧力となり、成長に対するさらなる向かい風となっている。投入価格のインフレ率はピークを付けた可能性があるが、調査開始以来で高水準付近にとどまっており、価格引き上げた企業は過去最多に近い」と指摘。「製造業者の先行きに対する楽観度合いは後退しており、9月は13カ月ぶりの低水準となった」と語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください