中国軍機25機、台湾防空圏に侵入
ロイター / 2021年10月2日 0時4分
[台北 1日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)は1日、中国の戦闘機など25機が台湾の防空識別圏に侵入したと発表した。台湾空軍は軍機を緊急発進(スクランブル)させるなどして対応した。
国防部によると、侵入したのは中国の戦闘機「殲16」18機、「スホイ30」4機、H6爆撃機2機、対潜哨戒機1機。台湾は戦闘機を緊急発進させ中国軍機に警告したほか、活動を監視するためにミサイルシステムを配備したという。
国防部が公表した地図によると、中国軍機はいずれも台湾が実効支配する東沙諸島近くを飛行。H6爆撃機2機が東沙諸島に最も接近した。
中国側からのコメントは得られていない。
中国国務院の台湾事務弁公室は前日夜に発表した長文の非難文書で、革命指導者の故毛沢東主席の言葉を引用し、台湾を国際社会にアピールしようとしているジョセフ・ウー外交部長(外相)の「羽ばたきはハエのよう」と揶揄(やゆ)した。
この記事に関連するニュース
-
ロシア軍の哨戒機が日本1周 空自戦闘機がスクランブル
共同通信 / 2024年9月12日 20時53分
-
台湾国防省、中国は「完全侵攻」の能力ないと分析 他の手段警戒
ロイター / 2024年8月30日 18時43分
-
領空侵犯機は撃墜…できません! 初めて入ってきた中国軍機への“対処ステップ”とは
乗りものニュース / 2024年8月28日 7時42分
-
中国軍機による領空侵犯の衝撃 7月の対抗措置か…「沿岸諸島は影響が大きい」と指摘される背景
東スポWEB / 2024年8月27日 6時5分
-
中国、台湾周辺で「共同戦闘準備哨戒」 J─16戦闘機など
ロイター / 2024年8月23日 16時1分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください