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財新の中国製造業PMI、11月は49.9に低下 需要・雇用が減少

ロイター / 2021年12月1日 12時10分

財新/マークイットが1日発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.9と、業況改善・悪化の節目である50を割り込んだ。写真は9月30日、遼寧省瀋陽で撮影(2021年 ロイター)

[北京 1日 ロイター] - 財新/マークイットが1日発表した11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.9と、業況改善・悪化の節目である50を割り込んだ。鈍い需要と雇用の減少、物価高止まりが響いた。

ロイターがまとめた市場予想は50.5で、10月の実績は50.6だった。

中国国家統計局が30日発表した11月の製造業PMIが3カ月ぶりに50を上回ったのは対照的な結果となった。財新のPMIは小規模企業に焦点を当てている。

財新智庫のシニアエコノミスト、王哲氏は「製造業の供給は改善したが、需要は低下した。電力不足をはじめとする供給制約の緩和により生産の回復ペースが加速した」と分析。需要については「比較的弱かった。新型コロナウイルス流行と製品価格の上昇に抑えられた」と説明した。

11月に生産は4カ月ぶりに拡大したが、新規受注は減少に転じた。雇用は減少ペースが加速した。

投入価格の指数は前月の65.1から52.3に低下、産出価格の伸び鈍化につながった。

ただ、王氏は「一部の原材料価格は高止まりしている。企業はなお大きいコスト圧力に直面している。政策当局者はインフレに真剣に取り組む必要がある」とした。

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