仏製造業ＰＭＩ、11月改定値は55.9へ上方改定 6カ月ぶり上昇

［パリ　１日　ロイター］ - ＩＨＳマークイットが２日発表した１１月のフランス製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）改定値は５５．９と速報値（５４．６）から上方改定された。

堅調な需要が寄与した。ただサプライチェーンの問題は残っている。１０月は５３．６だった。

仏製造業ＰＭＩが前月から上昇するのは６カ月ぶりとなる。

ＩＨＳマークイットのシニアエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏は新型コロナウイルスのパンデミック（大流行）一服後のピークとなった５月から伸びが鈍化していたが、安定する兆しが見られたと分析した。

その一方で「供給面の大幅な制約が製造業の生産を妨げ、受注量を減少させ、マージンに一段の圧力をかけていることが示された」とも指摘した。