米イスラム団体、バイデン氏にガザ停戦なければ再選不支持と警告
ロイター / 2023年11月1日 9時10分
10月31日、米国のイスラム教徒やアラブ系米国人の団体の一部は、バイデン大統領がイスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦確保に早急に動かなければ2024年大統領選で同氏の再選を支持せずに、献金も控えると警告している。ホワイトハウスで10月30日撮影(2023年 ロイター/Leah Millis)
Andrea Shalal Andrew Hay
[ワシントン 31日 ロイター] - 米国のイスラム教徒やアラブ系米国人の団体の一部は、バイデン大統領がイスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの停戦確保に早急に動かなければ2024年大統領選で同氏の再選を支持せずに、献金も控えると警告している。
ミシガン、ペンシルベニアなど激戦州の民主党指導部をメンバーに含む「全国イスラム民主評議会」は、「停戦の最後通告」と題した公開書簡で、バイデン氏に31日午後5時(日本時間11月1日午前6時)までにイスラエルへの影響力を使って停戦を仲介するよう求めた。
パレスチナ人に対するイスラエルの攻撃を支持するいかなる候補者も、イスラエル教徒やアラブ系などの有権者を動員して支持を控えると表明した。
バイデン政権によるイスラエルへの「無条件の支援」が暴力の永続化を招き、バイデン氏を元々信用していた有権者の信頼を損ねていると指摘した。
米国のイスラム教徒支援団体エムゲージによると、20年大統領選で約110万人のイスラム教徒が投票した。AP通信の出口調査では、イスラム教徒の64%がバイデン氏に、35%がトランプ前大統領に投票した。
アラブ系米国人協会が委託した調査によると、アラブ系米国人のバイデン氏への支持は急低下している。
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