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NZの第3四半期失業率、3.9%に悪化 約2年ぶり高水準

ロイター / 2023年11月1日 9時50分

Wayne Cole

[シドニー 1日 ロイター] - ニュージーランド(NZ)統計局が1日発表した第3・四半期の失業率は3.9%と前期の3.6%から上昇し、2021年中盤以来の高水準となった。

雇用者数は0.2%減少し、アナリスト予想の0.4%増に反してマイナスを記録した。減少は新型コロナウイルス禍で雇用が落ち込んだ20年中盤以降で初めて。

賃金の伸びは0.8%となり、市場予想の1.0%を下回った。前年比の伸びは4.1%に低下、賃金上昇圧力が弱まっていることが示された。

労働コストは前年比4.3%上昇。公共部門は高水準の賞与がコストを押し上げたが、民間部門の労働コストは4.1%上昇にとどまった。

キャピタル・エコノミクスのエコノミスト、アビジット・スリヤ氏は「労働市場の冷え込みが本格化しており、賃金の伸びは今後数四半期軟調になる」と指摘。年末までに失業率は4.5%に悪化する可能性があるとの見方を示した。

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