行き過ぎた動きにはあらゆる手段排除せず適切に対応＝為替で官房長官

　１１月１日、松野博一官房長官（写真）は午前の会見で、外国為替市場で円安が進行していることに関連して「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応をとる考えだ」と語った。写真は都内で２０２１年１０月撮影（２０２３年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Hitoshi Ishida

［東京　１日　ロイター］ - 松野博一官房長官は１日午前の会見で、外国為替市場で円安が進行していることに関連して「行き過ぎた動きにはあらゆる手段を排除せず、適切な対応をとる考えだ」と語った。

松野官房長官は「為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが重要であり、過度な変動は望ましくない」との認識を示した上で、為替相場の水準や為替介入について具体的な見解を示すことは市場に不測の影響を及ぼすおそれがあるとして、「コメントは差し控える」とした。