トルコ製造業ＰＭＩ、10月48.4に低下 需要低迷で生産縮小

イスタンブール商工会議所とＳ＆Ｐグローバルがまとめた１０月のトルコ製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４８．４で９月の４９．６から低下した。サカリヤ県の工場で７月撮影。（2023年　ロイター/Umit Bektas/File Photo）

[イスタンブール １日 ロイター] - イスタンブール商工会議所とＳ＆Ｐグローバルがまとめた１０月のトルコ製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４８．４で９月の４９．６から低下した。好不況の分かれ目である５０を４カ月連続で下回った。

総新規受注は昨年末以来最も大きく減速し、内需も外需も弱いことを示唆した。

生産は引き続き減少し、雇用も減少した。購買を縮小し最終製品の在庫も圧縮した。

Ｓ＆Ｐグローバル・マーケット・インテリジェンスのエコノミクスディレクター、アンドリュー・ハーカー氏は、需要の状況が製造業の主な制約要因となっており、各社は生産や従業員を維持するだけの新規受注の確保に苦労していると述べた。